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【すだちとカボス】ともにミカン科ミカン属! 大きな違いは何?

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サンマが美味しいですね。旬ですから・・

でも、サンマの横に緑の柑橘系の添え物ってあれってすだち?それともカボス?

うさっぴ
うさっぴ
すだちもカボスもミカン科ミカン属なんだ。どうりで似ているはずだね!

 

すだちとカボスの大きな違いは・・

すだちとカボス。

一番の違いは産地と大きさです。

すだちの主な産地は徳島県。

徳島県での収穫量は98%です。

ほとんど全てといってもいいほどですね。

大きさは30g~40gで、かわいいサイズです。

すだちの花は徳島県の県花に指定されているんですよ。

 

※これはすだちです。↑↑

 

一方、カボスの主な産地は大分県。

全国の97%を占めています。

大きさは100g~150gです。

なんだかそっくりです。カボスの方が大きいんですね。

 

※これはカボスです。↑↑

 

では、利用方法はどうでしょうか?

どちらも、爽やかな柑橘系。

焼き魚にその果汁を絞ってかけたり、なべ料理のポン酢として風味付けをします。

お刺身に絞ってかけたりするのにも両方とも使われますね。

利用方法はどちらも同じように使われるようです。

 

かぼすブリについて

”かぼすブリ” は “かぼすヒラメ” と共に大分県の新たなブランド魚となっています。

かぼすブリは大分県特産のカボスをエサに加えて育てられている養殖のブリのことです。

特徴は赤身の部分が鮮やかで、風味が良いうえにさっぱりとした味わいで歯ごたえも良いそうです。

お刺身やカルパッチョ、またブリしゃぶもお勧めだそうですよ。

 

すだちやカボスといえば柚子も気になりますね。

柚子は高知県・徳島県・愛媛県の3県で国産柚子の8割を占めています。

しかし、成長が遅いため「桃栗3年 柿8年 ゆずの大馬鹿18年」などと呼ばれることもあるそうです。

日本料理等において柚子の果汁は香味・酸味を加えるために用いられています。

また、果汁のみではなくその皮も七味唐辛子などに加えられ薬味・香辛料としても利用されています。

その他、さわやかな香りから香水等にも使用されています。

うさっぴ
うさっぴ
柚子といえばあと少しで冬至。冬至には柚子湯ですね。

 

柚子湯プチ情報

柚子湯の始まりは江戸時代からです。

銭湯で客寄せのために始めたそうです。

きっかけはどうであれ現在ではいろいろな効能が明らかになっています。

柚子の果汁に含まれるビタミンCは100g中40mgですが果皮には150mgと特に多く含まれています。

ビタミンCは乾燥肌の予防や老化予防が期待できます。

お風呂に柚子を浮かべることでビタミンCが果汁・果皮の両方からお湯に溶け出しお肌のお手入れにはうれしい効果が見込まれるのではないでしょうか。

※お肌のデリケートな方は柚子の個数を減らすなどしてくださいね。肌がぴりぴりしてしまうかもしれません。

 

 

にゃんぴ
にゃんぴ
柚子湯は 冬至⇒湯治 柚子⇒融通 の語呂あわせで「お風呂に入って融通良く行きましょう」という意味があるそうだよ。

 

まとめ

どうやら、すだちとカボスは区別がつきにくいようです。

すだちは小さめ、カボスは大きめ。

使い方は大差ない感じ。

だから小さめのカボスはすだちと間違えてしまいそうです。

どちらもミカン科ミカン属ということなので、もともと兄弟のようなもの

なのかも・・ですね。

 

 

 

 

 

 

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