それは、クリームシャンプーなんです。
何でも、泡立たないシャンプーとか・・
名前の通りクリーム状のシャンプーです。メイク落としのクレンジングオイルのイメージです。
簡単に言えば、”馴染ませて汚れを落とし、流して終わり”
しかも、リンスやコンディショナーも不要。さらに頭皮のマッサージクリームとしても使えちゃうんです。
すごい! スーパーシャンプーですね。
シャンプーで髪がきしむのは?

シャンプー後、髪がぎしぎしする感じってありますよね。
ありますよね!! 私だけではないと思う。きっと一度や二度は誰でも経験あると・・
原因には次のことが考えられます。
髪を洗って、さっぱりしたぁ~ なんて髪を触るとなんだかぎしぎし感がある・・なんだかブラシの通り具合もよくない。
きっとシャンプー剤の洗浄力が強かったのでしょう。
その上、シャンプー時の髪どうしの摩擦によっても髪が痛みます。ごしごし洗うのは髪にとっては、苦痛なんですね。
シャンプー剤には界面活性剤が入っています。石油から出来ています。
この界面活性剤が大切な髪から水分や油脂を奪い去ってしまいます。使い続けた結果、ダメージのある痛々しい髪質になってしまうんです。
パーマやカラーリングには化学薬品が使われます。聞いただけでも髪、傷みそうですよね。
キューティクルが剥がれて髪の内部組織が流れ出て、髪のダメージとなります。
髪が紫外線を浴びるとキューティクルがダメージを受けます。キューティクルは髪を保護する大切な組織です。
そのキューティクルのダメージによりゴワゴワしたりぎしぎしたりつやが無くなってきたりしてしまうのです。
髪の構造

髪の毛は三重構造になっています。
◎一番外側がキューティクルです。よく ”うろこ状” っていいますよね。髪の保護膜です。
その、キューティクル自体も多層構造をしています。髪の内部組織を守るためですが、擦れることではがれやすくなります。
これが、ごしごし洗うのを避けた方が良い理由なんです。
◎中間部が ”コルテックス” といい、繊維状のタンパク質の束となっています。量的に見ても髪の大部分を占めていますね。(約90%ほどです。)
髪の色や硬さや太さに影響します。人それぞれの髪質となります。メラニン色素も主にこの部分にあります。髪の色も含まれるメラニン色素の量や種類で決まってきます。
◎中心部は ”メデュラ” といいます。髪の太毛には存在しますが、細毛(うぶ毛や赤ちゃんの毛)には存在していないようです。
健康的でつやがあり、美しい髪はキューティクルが鍵を握っているんですね。
根元から毛先に向かって ”うろこ状” に重なり合っています。
逆立てたり、シャンプー時にごしごし洗って摩擦を与えないようにすることが大事なんですね。
そこで、注目すべきシャンプーは ”クリームシャンプー” です。
クリームシャンプーの特徴

クリームシャンプーは泡立たないシャンプーです。”ノープー” とも言われます。
クリームシャンプーに含まれる天然オイル。まるで化粧落としのクレンジングオイルのように汚れを乳化させます。
あとは、洗い流すだけなんです。
ごしごし洗う必要もないですし、強い洗浄力で必要以上に油分などを奪い去るなんて心配もいらないのです。
クリームシャンプーの使いかた

クリームシャンプーはリンスやコンディショナーは不要です。
保湿効果も高く、洗い上りもしっとりです。
※洗浄力は弱めです。もの足りない場合は、週に2~3回ほど普通のシャンプーを使ってみることもおススメです。
洗浄力が弱めのクリームシャンプーはシャンプー前のブラッシングが大切です。
⓵シャンプー前のブラッシング(髪に付着しているほこりなどを落とすためです。)
⓶シャンプー前の十分な予洗い(このすすぎ洗いで汚れの70%~80%は洗い流せると言われています。)
⓷クリームシャンプーを適量、手に取って髪に馴染ませ頭皮を軽くマッサージ
⓸数分おいたら、十分なすすぎ洗い
年齢に連れて身体はしっかり?いや、どっしり? していくものの、一方で髪は細くなりパサパサしてまとまりがつかなかった・・
そこで気になっていたクリームシャンプーを試しに使ってみたんです。ドラッグストアで偶然見かけたお試し用サイズの小さな小さなボトル。4~5回も使えば無くなってしまうであろう、ホントに小さいサイズでした。
ちょっと心もとない感じでしたが、洗い上りはギシギシ感もなくドライヤーで乾かしてもいつもよりずっとまとまりがよくふんわり感も出ました。もしかして、これ!いいんじゃない!・・ だって、いつも少しお高いシャンプー使ってもギシギシしちゃっていたから・・