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高齢者の一番風呂は避けた方がいい3つの理由

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身体が芯まで冷えてくるようになりました。

こんな時はあったか~いお風呂がなにより気持ちいい~~。💕

家族のだれよりも先に入るお風呂はさらさらしていて、本当にリラックスしますよね。

でも、高齢者の方は一番風呂に入らない方がいいって言いますがどうしてなのでしょうか?

誰だって気持ち良く感じる一番風呂は、たとえ高齢者の方だって入りたいですよね。

それには、理由があったんです。

 

一番風呂の特徴

 

特に、寒い冬。冷え切った身体が入浴を求める。。

今日は、家族の誰よりも先に ”お風呂入りま~す” なんて宣言して浴室に直行。

でも、脱衣室で衣服を脱ぎイザ! 浴室に入ると室温は低いし、床は冷たいしで ”うぅ~寒い寒い!” ってなりますよね。

それは、一番風呂の特徴のひとつです。その他にも残留塩素やお湯のきれいさも特徴です。

一番風呂の、この3つの特徴が高齢者には良くないと言われる理由そのものなのです。

詳しく見ていきましょう・・・

 

脱衣所と浴室とお湯の温度差

この温度差(暖かい場所から寒い場所への移動)が急激な血圧の上昇を招き血管収縮を起こしてしまうのです。ヒートショックと言われます。

浴室で不整脈・心筋梗塞・脳梗塞などを起こして、倒れたりするのはそのせいです。

先に浴室を暖房で温めておいたり、熱めのシャワーを浴室の壁や床にかけておき温度差がないようにすることが、事故を防ぐためには大切です。

また、いきなり熱い湯船に入らないようにすることも大事です!

湯船に入る前には、体温の急激な温度変化を防ぐために、かけ湯をして身体にお湯を馴染ませましょう。

お湯の温度は少しぬるいかな・・と、思えるぐらいがちょうどいいのです。

 

水道水の成分、塩素

お風呂のお湯は水道水を沸かしたようなものです。

水道水の成分には殺菌を目的とした塩素が入っています。

その塩素は、肌のビタミンなどを奪ってしまい乾燥肌になりやすいのです。肌の弱い人や乾燥肌の人は一番風呂は向かないと言えます。

 

お湯がきれいすぎる

きれいすぎるのが良くないなんて!・・と思えますが、一番風呂には不純物が混ざっていない、そのことが肌のピリピリ感に繋がっているのです。

不純物が混ざっていない分、熱伝導率が高くなりお湯の温度がストレートに肌に伝わってしまうのです。ピリピリ感の現象が起きる理由です。

二番風呂は人の皮脂などの不純物がお湯の中に溶け込んでいるので、皮膚の刺激を緩和してくれるのです。

 

にゃんぴ
にゃんぴ
一番風呂に入るなんて、なんだか優越感を感じてしまうね。

だけど、お年寄りや身体の弱っている時などは残念だけど一番風呂は避けた方がいいみたい・・ 

 

でも、やっぱり 一番風呂は 捨てがたい~~~‼

実は、こんな手があるのです。・・よ!

一番風呂のお湯を、やわらかいお湯にすることが出来ればいいのです。

出来るのです。

しかも、簡単です。

 

一番風呂のお湯を柔らかくする方法

入浴剤を入れる。

市販の入浴剤でいいのです。入浴剤にはミネラル分が含まれていますので、二番風呂のような効果があるのです。多くの入浴剤は塩素も中和してくれます。しかも、お湯もきれいなままですから気持ちもいいですよね。

 

食用の重曹を入れる。

重曹はアルカリ性です。塩素を中和する働きがあるんです。大さじ1程度でいいんです。

でも、お湯が口に入る可能性も十分考えられますので食用の重曹を使うことが大切です。

 

◎柑橘類の皮を入れる。

柑橘類の皮は塩素を中和する作用のあるビタミンCが豊富。お湯をやわらかくする効果も。

でも、柑橘類の皮にはワックスなどが付着している場合があります。良く洗って乾燥させてから使うのがいいですね。

 

 

これからはますます寒さや冷えがきびしくなります。どうか、安全対策を忘れずにいやしのバスタイムをお楽しみくださいね。

水素のめぐり湯

 

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