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シートベルトの装着は後部座席も義務化。ドライバーや同乗者の命綱!

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秋も深まり、家族や友人たちとのドライブを楽しむには本当にいい季節です。

それに、これからは楽しいクリスマスや年末年始も待ち受けています。

楽しいドライブ。。シートベルトはきちんと着用しているでしょうか?

シートベルトの着用率は、運転席や助手席では90%台以上。でも、後部座席となると一般道で38%、高速道路等で74.2%と低い着用率です。

いまは、全席シートベルトの着用が義務化されているのです。

もちろん、後部座席もです。(道路交通法第71条の3)

えっ! そうなの!? し・し・し・・知らなかった。。。

と、いう方が多いのかもしれません。

高速道路での後部座席はシートベルト着用義務があるのは知っていたけど、一般道路も??

そうなんです。2008年に道路交通法が改正されたのです。もう、10年以上も前なのです。

 

シートベルト非着用の危険性。

運転席や助手席のシートベルト着用率は90%台以上と高いのですが、後部座席となるとその着用率はぐんと下がってしまいます。

後部座席の着用は自分の命を守るのはもちろんなのですが、それと同時に運転手や助手席の同乗者への危険回避でもあるのです。

どういうことでしょうか?

 

後部座席のシートベルト装着の意義

 

あってはならないことですが、万が一のアクシデントの時。

後部座席の同乗者にはどんな危険が待ち受けているのでしょうか?

 

 

 

◎車内で全身を強打する可能性・・事故の衝撃により前席や天井、ドア等にすさまじい力でたたきつけられることになります。

もし、時速60Kmで進んでいる車が壁等に激突した場合、高さ14mのビルから落ちるのと同じ衝撃を受けます。

◎車外放出の可能性・・衝突の勢いが激しい場合、後席から車外に放り出されることがあります。

堅いアスファルトに身体をぶつけたり、後続車両にひかれてしまうこともあります。

◎前席同乗者への加害の可能性・・衝突の勢いで前方に投げ出されると、前席の人はシートとエアバッグで挟まれ大けがをすることになり命の危険もあります。

後席の人がきちんとシートベルトを着用することで前席の人の命を守る事にも繋がります。

出典:警察庁ウェブサイト(https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/seatbelt.html)

 

やむを得ない理由がある時はシートベルトの装着が免除されます。

◎シートベルトを装着することが療養上・健康保持上、適当でない者が運転する時(負傷もしくは障害のため又は妊娠中の場合)

◎著しく座高が高いか又は低い、著しく肥満していることやその他の身体の状況で適切にシートベルトを装着出来ない者が運転する時

◎車を後退させるために自動車を運転する時

その他にも倒れた人を病院へ搬送する時や、(※)乗車定員内でもシートベルトが足りない場合などもあります。また、業務中でのシートベルト装着免除の場合もあります。

※12歳未満の子供は3人で大人2人分としての乗車人数となります。子供の人数が多い場合シートベルトが足りなくなるのです。

 

うさっぴ
うさっぴ
シートベルトを装着していないときの致死率は装着時の14倍以上なんだ。

それにシートベルトを装着していたことで、ケガを防げた場合もあることを考えれば、シートベルトをする意義は大きいんだね。本当は命綱と言ってもいいよね。

めんどうだぁ~なんて思ってはダメだよ。   

 



シートベルトの着用が義務付けられた時、その窮屈感と面倒さに素直に受け入れられなかったことを思い出しますが、やっぱりシートベルト大切ですね。

義務付けられる前に、本当は気づけなくてはいけなかったんです。

シートベルトは被害者にも加害者にもならないための 命綱 だということを。。。

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