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”湯たんぽ” は昔ながらの便利な暖房器具

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最近になって、急に寒さが増してきましたね。

日中のしばらくは温かい時間帯もありますが、実感として毎日寒いって感じです。

こうなると、温かく過ごす術をあれこれ取り入れたくなります。

特に、睡眠中です。せめて寝るときぐらいは温かい中で、良い夢を見たいですね。(^^♪

睡眠中に温かく過ごすにはいろいろ考えられますが、わたしのおススメは 湯たんぽ。

今は、昔と違って種類も豊富。びっくりしました。

 

あったか ”湯たんぽ” の歩み

湯たんぽ は、お湯を入れればすぐに使える便利な暖房器具です。

もともとは中国の唐の時代からあったようですね。日本でいえば、大化の改新があった平安時代の頃です。

日本には室町時代に入ってきたとされています。栃木県日光市の輪王寺には、徳川綱吉(江戸幕府 第5代将軍)が使用していたという犬型の 湯たんぽ が伝わっているそうです。

 

当初は陶器製の 湯たんぽ が主流のようでしたが、現在はプラスティック製やポリ塩化ビニール製が多い気がします。

 

湯たんぽ のメリット・デメリット

湯たんぽ は古き時代から親しまれてきた暖房器具です。

電気など無い時代では、とても優秀な暖房器具だったのではないでしょうか?

今では、様々な 湯たんぽ があります。素材も形もイロイロです。用途に合ったタイプの 湯たんぽ を探してみるのも楽しそうですよ。

 

・陶器製⇒ずっしり重いのが難点ですが、熱伝導率も良く保温性が高いです。また、破損する可能性もあるので注意が必要です。強い衝撃を受けると割れる可能性があります。

・プラスティック製⇒軽くて、扱いやすいです。カバーに入れて使いますが、さらにバスタオルなどで包めば、熱も逃げにくく保温時間も長くなります。

・ゴム製⇒氷枕のようで形が変わり、身体に馴染みやすいです。熱いお湯は避けた方がいいので、温かさが物足りなく感じてしまうこともあります。

・金属製⇒熱いお湯を入れると、入れ物そのものが熱くなるのが扱いにくい点です。バスタオルなどでしっかり包んで使う必要があります。やけどに注意です。

・充電式⇒お湯を沸かす必要がないので気軽に使えます。携帯にも便利です。

・レンジ対応⇒レンジで温めることで中の保温材が温められます。保温性には物足りなさがあるかもしれません。

 

メリットがいっぱいの 湯たんぽ だからこそ、まだまだ廃らずに使われ続けているのですね。

 

湯たんぽのメリット

何と言ってもお湯を入れるだけで温かさが持続って、なんともシンプルでいいですよね。

でも、メリットはそれだけではもちろんないです。(^^♪

 

・空気が汚れないので、喉にも優しい。

・空気が乾燥しないので、肌もカサカサしてこない。

・光熱費は、お湯を沸かす時だけ。

・優しい温かさで、じんわり身体が温まる。

・お布団の中の温かさが、朝まで持続。

・電磁波が出ない。

当たり前のようなことばかりですが、実は 湯たんぽ を使ってみると本当に実感するのです。

エコにもなり、環境にもやさしく、身体にもやさしい。

こんな暖房器具は他には見当たりませんよね。

 

湯たんぽ のデメリット

なんでもそうですが、メリットがあればデメリットもあります。

昔から現在まで愛され続けてきた 湯たんぽ ですから、上手に扱えばデメリットも気にならないかもしれません。

・お湯を入れるので(充電式などお湯を入れないタイプもあります。)やけどには注意しなければいけません。

・毎日お湯を沸かして入れ直さなければいけませんので、面倒に思えるかもしれません。

・電気毛布などにも言えますが、低温やけどに注意が必要です。

・温度を上げたり下げたりの調節ができません。

・湯たんぽ はカバーが必要ですが、さらにバスタオルなどで包むと熱が逃げにくく保温時間も長くなります。でも、面倒かもしれません。

・シーズンオフには中の湿気を乾かすのですが(怠ると、来シーズンにはカビが生えたりして不衛生です)これが、なかなか乾かないのです。実感しています。

 

 

 

ののか
ののか
温かい 湯たんぽ はまるでお風呂にでも入っているような癒し感がありますよね。

そんなふうに感じるのはわたしだけかしら?

毎日毎日、お湯を沸かして入れるのは少し面倒な感じもするのですが、お布団の中の気持ち良さには勝てませんよね。(^^♪

 

 

 

 

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