こんにちは。10月の3連休。どのようにお過ごしの予定でしょうか?
わたしの住む中部地方では台風の影響もあって、きっと皆さんどこへも行かずに息をひそめて過ごすのではと思います。今度の猛烈台風19号は中部・関東あたりが直撃と思われます。どうか、被害がないことを祈りたいと思います。
今日も、ののかのブログにお立ち寄り頂きましてありがとうございます。
ひとときの間ですが、どうぞごゆっくりされていってくださいませ。(^^)/
今回お届けしたいのは酵素についてです。
酵素から何を連想されるでしょうか?
酵素ジュース、酵素風呂、酵素入り化粧品などいろいろ世の中には出回っていますね。
でも、酵素ってそもそもナニ?って思われたことはないでしょうか?
どうやら身体によさそう・・ぐらいしかわっかりませ~ん。わたしには・・・
酵素って何者?

わたしたちの身体の中の細胞は60兆個あるといわれています。そのひとつひとつの細胞に酵素が関わっています。
酵素はアミノ酸からできているタンパク質で、わたしたちの身体の中に3000種以上の酵素があります。
生命を維持していくためには、この酵素がなくては成り立ちません。
わたしたちの身体の中の酵素には潜在酵素があります。潜在酵素は消化と代謝に使われます。(必要に応じて消化酵素や代謝酵素になります。)
酵素はわたしたちの身体を作り、また、生命を維持するために日々大活躍しているのです。
わたしたちが食事から摂取した栄養はそのままでは吸収されません。消化酵素が食べ物を分解した後、吸収されます。
でも、酵素が分解できるのはひとつの物質に対してだけです。この性質は基質特異性といいます。
たとえば、唾液に多く含まれるアミラーゼという酵素はデンプン(炭水化物)の分解のみで、ブドウ糖にしてくれます。デンプン以外の物質は分解しません。
また、胃液に含まれるペプシンという酵素はタンパク質をアミノ酸に分解します。
すい液に含まれるリパーゼという酵素は脂肪(脂質)を脂肪酸・グリセリン(モノグリセリド)に分解します。
酵素は熱や酸に弱く60℃以上で変性(壊れる)します。酵素は37℃(体温ぐらいですね)程が適温になります。
そして、それぞれ分解(消化)された栄養素は小腸で吸収されます。
代謝酵素は酵素の力で分解された栄養素によって細胞がつくられるなど生命そのものに関わる重要な役割を担っているのです。
呼吸をする・自然治癒力・肌の新陳代謝・解毒・免疫力の向上・老化防止などなどです。
わたしたちの生命活動のすべてに代謝酵素が働いています。
潜在酵素(消化酵素・代謝酵素)は一生のうちに作られる量は決まっています。消化酵素として多く使われてしまうと、代謝をするための酵素が少なくなってしまいます。現代の食事ではインスタント食品や暴飲暴食、調理方法(熱に弱いため加熱すると無くなってしまいます。)などによって、潜在酵素が消化するための酵素として多く消費されてしまうのです。
消化酵素は食物からも摂取することが出来ます。生の新鮮な野菜や果物・発酵食品などです。
食物酵素と言います。
食物から消化酵素を取り入れることで潜在酵素を代謝酵素として使われる量を多くできます。
酵素が十分働くためには、補酵素が必要
酵素はビタミンやミネラルと、ベストパートナーです。
酵素+補酵素ではじめて酵素が本領発揮できます。
では、補酵素とはなんでしょうか。
酵素は口から入った食べ物を排泄までの道のりの中で分解や消化や吸収という働きをします。
実は、その道のりにはサポートが必要になります。それが補酵素と言われるものです。
補酵素とは、いったいどのような成分なのでしょう?
補酵素とはビタミンB群やミネラルのことをいいます。
生の新鮮な野菜や果物には酵素や補酵素の成分が含まれているので、一度に両方摂取できますね。
酵素が不足すると、どのような症状があらわれるのでしょうか。
大事な酵素。酵素不足による症状ってどんなものが考えられるのでしょうか?
ヒトのすべての生命活動に関わっているぐらいですので、身体の不調には少なからず酵素不足があるのかもしれませんね。
肩こり・高血圧・便秘・内臓障害・肌のガサガサ・風邪をひきやすい・イライラする・冷える・痩せにくいなど。
もちろん酵素不足のせいばかりとはいえませんが、慢性的な疲れなどには酵素を摂り入れてあげると体調が整ってくるかもしれないです。
限りある酵素を大切に使っていきたいですよね。(^^)/
ベリースムージーでキレイヤセ

酵素は果物や生野菜などからも補充できそうです。美容にも健康にも、もちろん生命そのものにも深く関わっている酵素。
作られる量が決まっているのだったら、せめて意識して食物酵素を摂らないと・・・ですね。
美味しい果物からも酵素が摂れるのですから、なんだか得した気分ですね。(^^♪