食材メモ

じゃがいもには天然毒素がある!? 気をつけたいポイント。

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じゃがいもは一年中大活躍する食材ですよね。

というか、もう食生活に密着しています。

カレーやポテトサラダ。肉じゃがもあるし、フライドポテトやポテトコロッケ・・

数え上げたらきりがありませ~ん。(^^)/

じゃがいもは老若男女、みぃ~んな大好きな食材。

でも、ちょっと待って! 気をつけなければならないポイントがあるのです。

 

うさっぴ
うさっぴ
じゃがいもには天然毒素が含まれているんだよ!

ソラニン・チャコニンって言う物質・・

なんだか、仲良しの双子みたいな名前だね。

 

 

じゃがいもの気をつけたい部分

 

よく言われていますね。じゃがいもの芽はしっかり取り除かないと毒があるって!

 

実は、そのとおりでソラニン・チャコニンは天然毒素でじゃがいもの芽に多く含まれているんです。

だから、しっかりと取り除くことが非常に重要です。(芽と芽の根元部分)

 

 

それと、あまり聞かないかもしれませんが皮が緑っぽくなっているじゃがいもの皮にも含まれています。厚めに皮をむいてくださいね。

 

 

 

天然毒素の含有量

じゃがいもの可食部分には100gあたり平均すると7.5㎎のソラニンやチャコニンが含まれています。その内30%~80%が皮の周辺にあります。

じゃがいもの皮の部分

じゃがいもが光に当たって緑色になった皮の部分には100gあたり100㎎(0.1g)以上のソラニン・チャコニンを含んでいると言われています。

 

ソラニン・チャコニンは天然毒素です。これらを摂りすぎてしまうと、吐き気・下痢・嘔吐・腹痛・頭痛・めまい・虚脱・眠気などの症状が出るときがあります。

じゃがいもを食べた後にこのような症状が出た場合は、診察してもらうことが重要です。

※ソラニン・チャコニンを口にするとエグ味を感じます。また、じゃがいもを茹でてもソラニンやチャコニンが分解することはないそうです。

出典(参考元):農林水産省Webサイト

 

じゃがいもの保管方法

じゃがいもは光に当たると皮が緑色になってしまいます。

風通しが良くて涼しいところ・光が当たらない暗いところで保管しましょう。

冷蔵庫に入れる必要はありませんが、20℃以上になると発芽・腐敗しやすくなります。

10℃ぐらいの涼しい場所が好ましいようです。

必要な都度、購入するのが良さそうですね。

 

じゃがいもの調理

 

じゃがいもの天然毒素を取り除くために、芽が出ている部分(芽と芽の根元)は深く取り除き、また緑色になっている部分やその周辺の皮は厚くむいて取り除くことが大切です。

また、家庭菜園などで作られた未熟で小さいじゃがいもは、ソラニンやチャコニンを多く含んでいる場合もあります。

 

じゃがいもは実は栄養豊富な野菜です。カリウム・ビタミンB群ビタミンC・食物繊維も・・もちろん他にもあります。

じゃがいものビタミンCはミカンと同じぐらいあるんです。

しかもビタミンCはじゃがいものデンプンが守るので、加熱しても損失がほとんどありません。

カロリーも意外と少ないのです。100gで76㎉と、ご飯の約半分です。

でも、調理次第では高くなってしまいますよ。蒸したり、レンジでチン!が良いですね。(^^♪

 

ののか
ののか
おいしいじゃがいもをおいしく料理。毒素部分をしっかり取り除けば、こんなに便利な食材はないですよね。

おやつにもメイン料理にも変身するじゃがいも。しかも主食にまでなりえますよね。

栄養豊富で女性にもウレシイお野菜ですね。(^^♪

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