新聞紙を42回折りたたんでいくと月まで届くってご存知ですか?
地球から月までの距離は38万キロ
これは、あくまでも理論上のお話です。
新聞紙(0.1mmの厚さとします。)を1枚広げます。
さぁ、半分に折りましょう。折れましたか? では、またそれを半分に折りましょう! そのようにして半分に、また半分にと折り続けます。
厚さは、折るごとに倍、また倍の厚さになっていきます。

これを、繰り返すこと42回。そんなこと、簡単なことだと思われるかもしれませんが、(実際はたたむごとに厚さが増しますし、小さくもなっていくので42回も折りたたむことはムリです。)計算上は月まで届く高さとなるのです。まっさかぁ! と思うのも無理はありませんが、これは事実なのです。
0.1mm×2=0.2mm その倍は? 0.2mm×2=0.4mm こうして計算していくとなんと26回目で(6710m)になり、富士山より高くなります。
そして、そして42回目になると(439804Km)で月までの38万キロを突破するのです。
なんだか、新聞を42回折るだけで月に届くなんて月をとっても身近に感じてしまうのは私だけでしょうか。
月の満ち欠けについてご紹介します。
月の形は毎夜、変化しているのです。昨日と今日ではあまり変化に気づきにくいのですが、満月・半月・三日月など満月から半月になるまで徐々に変わっていきます。また、半月から三日月までも同じように徐々に変化していきます。月の形といっても月そのものの形が変わっていくわけではありません。月の見える形が変わっていくということです。
当然すぎて、改めて記すこともないほどですが・・
月は見えない新月から少しづつ姿を現し、そして満月に。その後、少しづつ欠けていきまたもとの新月に戻っていきます。その間およそ29.5日です。昔の人たちは月の満ち欠けによって日にちを数えていたのです。「あぁ、今日はお月様が真ん丸だ! そうだった15日だ!」という具合です。時計もない時代は生活にうまく取り込まれていたのです。
月は自分で光っているわけではなく太陽に照らされることで光っています。太陽・月・地球の位置関係により月の見え方(欠け方)が変わっていくのです。(月は地球の周りを公転しているからです。)
月の欠け方で呼び名が変わります。
1日目・何も見えない【新月】・・昼間の太陽の方角に月があるので地球からは見えません。ここから月の満ち欠けがスタートします。

2日目・糸のように細い月【二日月】
3日目・これが【三日月】・・西の低い空に見えます。その低さのためになかなか見づらく見つけられると幸運があると考えられていたようです。
7日目・【上弦の月】・・地球からは半円に見えます。またの名を弓の形に似ているところから弓張月とも言われます。
15日目・【満月】・・地球を間に挟み太陽・地球・月が一直線上にならびます。地球からは満月として輝きを放つ、きれいな月が見られるのです。これが十五夜です。満月は一晩中見ることが出来るのも大きな特徴です。
それからは【十六夜】【立待月】【居待月】【寝待月】【下弦の月】【二十六夜月】と続きます。そして28・29日目の月が【明けの三日月】です。そして、いよいよ29.5 日目に再び新月となるのです。

お月さまとうさぎ、どうしてこんなに似合うのでしょう?
うさぎ うさぎ 何見て跳ねる 十五夜お月さま 見て跳ねる!
うさぎもきっとお月さまに魅了されているのですね。