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バナナって考えてみると、不思議な形ですよね。なぜ?

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令和元年、台風15号の関東への爪痕は本当に心痛みます。

静岡県では去年、台風24号で広範囲による数日間の停電などにみまわれ大変な思いをしました。

屋根が吹き飛ばされた家もありました。家を建て直した人もいました。

今年の台風15号の大打撃、とても人ごとには思えません。

どうか、1日でもはやい復旧となりますよう願うばかりです。

こんにちは。ののかです。

今回は、子供も大人も大好きなフルーツ ”バナナ” についてお届けしたいと思っています。

どうか、ごゆっくりとおつきあいくださいませ。(^^)/

 

バナナの木って言われるけど、実は草本なんです。

 

バナナは一年中たべられる、栄養豊かな果物ですよね。

あんなに大きな房になるバナナの木が実は草本だったなんて・・

しかも、園芸学上は果物ではなく野菜に分類されるらしいのですよ。

 

草本って木にならない植物のことなんですって。樹木のように大きくはならなくて太く堅い幹を持たない植物のこと。

 

バナナの栄養

バナナは可食部100gあたり86㎉と意外と低いのです。

ご飯は軽く1杯(約150g)で約240㎉あります。そう思うと、バナナはダイエットにも向きそうですね。

実際 ”バナナダイエット” がブームになりました。

でも、何事もほどほどが大切ですね。カロリーが低いと言っても、毎日何本も食べていたら、それはダイエットには繋がりません。逆効果ですよぉ!

その他にもバナナはカリウムを非常に多く含んでいます。カリウムはナトリウムを排出するので高血圧にも効果が期待できます。

 

マラソンランナーなどが試合前にバナナを食べるのには意味があるのです。

ブドウ糖や果糖やショ糖などはエネルギーになりやすいものから使われていくので、持続的なエネルギー源となります。血糖値の上昇も緩やかなんですよ。

それに、運動後もバナナを食べると疲労回復に効果があるようなんです。

筋肉を修復してくれるって!

そのうえビタミンCやビタミンB群、マグネシウムや食物繊維も含まれていて・・

なんだか女子力アップしそう。(^^♪

すごいね、バナナって。

 

オフィスにに愛を運ぶバナナ

バナナの形って、どうしたらあのようになるのでしょう。

バナナって曲がっていますよね。どうしたらあのような形になるのでしょう?

それは・・

バナナの茎は偽茎と呼ばれていて、実際は柔らかい葉が重なり合っているんだそうです。

いってみれば、玉ねぎの球根を引き延ばしたようなものなんですって!

それでね、その茎のような先端からは長楕円形の葉っぱが大きく伸びてくるそうよ。

 

 

この赤紫の部分はバナナハートと呼ばれていて、この苞の中にバナナの花が包まれているんです。

そして、そのバナナハートの苞が1枚ずつめくれていくとその中にバナナの実が現れます。白い花が先端についています。

1本の木(偽茎)には10~15房のバナナが成るそうです。

 

 

先端に花がついたバナナ。だんだん成長していきます。

最初は下に向かって成長しますが、後に太陽に向かって上に向かって成長していきます。(屈性といいます。)

そのために湾曲します。

 

 

屈性とは植物などの葉や茎が外部からの刺激に対して定まった方向に向くことをいいます。刺激にはいろいろあります。科学屈性・重力屈性・水分屈性・日光屈性・光屈性・温度屈性・接触屈性などに分類されます。

 

こうして、かわいらしく湾曲したあのバナナが誕生するんですね。(^^)/

ところで、ですがバナナの種って見たことあるでしょうか?

 

実はバナナには種がないのです。

この真ん中に見えるなんとなく黒っぽいツブツブしたもの・・これは昔、種があった名残だそうです。

 

 

突然変異によって、たまたま種のないバナナができたそうです。紀元前5000~1万年頃のことです。人間にしてみたら、食べるところがたくさんあってありがたいことだったでしょう。そのため、人間がそのありがたいバナナを大切に増やしていったんですね。

 

そんなことってあるのかしら? だって種がないのよ!!
どうやって増やしていったの?

 

種のないバナナはどのようにして、ふやしていくのでしょう?

どうやらバナナは株分けをするようです。

一度実をつけたバナナはその後、根元に吸芽(子株)を出して枯れてしまうのです。

そして、その吸芽を株分けすることで新たにバナナを育てていくのです。

 

原種(野生種)のバナナには種があるそうです。食べられる果肉の部分がほとんどないほど、小豆粒ほどの大きな種子がたくさんあるそうです。

 

 

バナナの皮の茶色い斑点

バナナの皮には茶色い斑点が出来ることがありますよね。これは ”ブラウニング” という現象です。バナナのポリフェノールが酸化されて茶色くなります。バナナ自身から発生するエチレンガスもシュガースポットの出来る一要因らしいです。

甘くておいしいサインですよ!

 

 

ののか
ののか
みんな大好きなバナナにはそんな秘密があったのね。バナナにはまだまだ知らないことがいっぱいありそう・・

それと、かつてバナナは収穫後に防カビ剤などを使用していたことがあって、その化学薬品が軸から侵入するためバナナの最初と最後の数センチは食べない方が良いって話もあったらしいのですが、公的機関の検証の結果、果肉からはほとんど検出されなかったそうなんです。

だから、現在ではバナナの先端を捨てる科学的な根拠はない! ということですよ。

安心! おいしい! うれしい~! (^^♪

 

 

 

 

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