こんにちは。ののかのブログにお越し頂きましてありがとうございます。
ひと休みしていってくださいね(^^)/
もうじき秋分の日です。少しずつ少しずつですが、暑かった夏が遠のいていきます。
秋は暑かった毎日から解放されて、気持ち良く、さわやかな日々が過ごせますよね。
そんな秋をほうふつとさせる、ことわざや・故事それに秋を象徴する語句、いろいろあります。
読書の秋・食欲の秋・芸術の秋・スポーツの秋。そして、天高く馬肥ゆる秋・秋茄子は嫁に食わすな・女心と秋の空。。なぁ~んて実にイロイロ。
その中でも、”女心と秋の空” は非常に興味深いです。
わたしも女なのに・・ネッ!(^_-)-☆
Contents
”女心と秋の空” の意味と由来

女心と秋の空。なんだか意味深な言葉ですね。
秋の空がどんな空なのかわかれば、女心もどんな心なのかわかるという訳ですね。(^^♪
秋の代表的な雲は ”巻雲” ”巻積雲” ”高積雲” です。

鳥の羽を広げたような雲です。上空5~13キロ付近に現れます。空の一番上層に現れます。これより上に雲はない・・・ということです。

うろこ雲やいわし雲と呼ばれる雲が巻積雲になります。
空一面に細かい雲片が現れます。

ひつじ雲と呼ばれる雲です。うろこ雲より少し低いところに現れます。上空2~7キロあたりです。うろこ雲より大きめで厚みもあります。
雲の名前がひつじだの、いわしだの、うろこだの、かわいらしい・・ でも、その雲がある秋の空は女心のようなんですよね。いったいどんなふうに、なのかしら!?
これら、秋の雲の特徴はすぐに形や位置が変わり、時としてすぐに消えて無くなってしまうのです。
秋の空は気圧配置の関係で 晴れ~ 曇り~ 雨~ って、移ろいやすいのです。
低気圧と高気圧が日本の上空を交互に通るんですね!
では、女心は変わりやすくてしかも消えてしまうこともあるほどで、つかみどころもない・・ってこと!?
たしかに、泣いていたのにもう笑っているとか、あれが食べたいけどやっぱりこっちにしよっ!とか、行きたいところも北海道と言っておきながらやっぱり沖縄がい~い!とか・・
ある!ある! 付き合う男性も振り回されてしまうかも…ですね。(^^)/
でも、それって女性だけ? 男性もよくあると思いますが・・
女心と秋の空 由来
実は、”女心と秋の空” より以前に ”男心と秋の空” という言葉があったんですって。
時は江戸時代のことです。既婚男性の移り気(浮気)には、とても寛容だったようです。
なぜか許されていたんですね。
一方で既婚女性においては、その罪は重く命を落とすことさえあったようなんです。
ひとつには若い女性を戒めるためにも使われていたようですが・・
”男心と秋の空” というように男性は移り気だから、のめり込んではダメよ! みたいに・・
ころころ変わる移り気なのは、もともと男性の方だったのかもしれませんね。
江戸時代の俳人の小林一茶も、このような句を詠んでいます。
”はづかしや おれが心と 秋の空”
秋の空のようにコロコロ変わる自分の心が恥ずかしい・・こんな意味です。
この句からも、わかっちゃいますよね。
それに、室町時代の狂言『墨塗(すみぬり)』にも有名なセリフがあります。
”男心と秋の空は一夜にして七度変わる” って!
えっ! そんなに変わるの?
では、どうして ”女心と秋の空” に変わってしまったのかしら??
”男心と秋の空” のままでも、いいような・・・
時は大正デモクラシーの頃に移りますと、女性の恋愛観も変わってきます。
女性も素直に自分の気持ちを表現できるようになってきたんですね。
愛情だけではないんですよ。喜怒哀楽や感情の起伏なども、自己表現するようになってきたのです。
このころから ”女心と秋の空” へと変化していったようです。
あの、広辞苑でも ”女心と秋の空” が掲載されたのは1998年の第5版なのだそうです。意外と最近のことです。
それにしても、女心の前に男心があったなんて妙に納得したりして・・・(^_-)-☆
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”A woman’s mind and winter change often”と言うのだそうです。”女心と冬の風” なんですって!
冬の風のように強かったり弱かったりするように、女心も変化しやすいってところでしょうか。
お国が変わっても、女心は同じと言うことなんですね。
”女心は繊細!” って言ってもらえるとウレシイ! のに・・
ねっ!(^^♪