8月も終盤に差し掛かってきましたね。楽しい夏休みを過ごされたのでしょうか?
夏休みは子供たちが主役! 大人はそんな子供たちを楽しませるために目いっぱいの体力を使ったのですよね。きっと・・・
子供たちは、お友達との再会が待ち遠しくなってきた頃かもしれません。
でも、9月になれば、主役は子供からおじいちゃん、おばあちゃんに移りますね。
そう、敬老の日 です。
敬老の日っていつから始まったの?

1947年(昭和22年)9月15日に兵庫県多可郡野間谷村で55歳以上の人を対象に村が主催した「敬老会」が、「敬老の日」の始まりとされています。
その趣旨は「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村づくりをしよう」ということなのだそうです。
お年寄りは奥深い知恵をいっぱい持っているということなんですね。お年寄りに敬意をはらい、村のためにその知恵を借りよう! と・・
なんだか、とてもうれしく感じてしまいます。
でも、55歳以上の人が対象ってお年寄りと呼ぶにはちょっと早い気がしますね。
昭和22年当時は戦後の混乱期でもあり、子供を戦場へ送った親たちも多かったそうです。精神的にも疲労の極限であった親たちに報いようと55歳以上の人を対象に敬老会が開催されたのだそうです。
敬老って何歳から?

祝日法では「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日を敬老の日としています。
法令によると65歳以上を高齢者としていますが、特に対象年齢は定められていません。
40歳ぐらいの人から見れば60歳以上の人は高齢者かもしれません。
でも、60歳ぐらいの人から見れば70歳以上の人が高齢者としての認識かもしれません。
人は何歳になっても気持ちは若くあり続けるんですね。
40歳の人もきっと60歳になれば、同じ気持ちになるのではないでしょうか。
では、敬老の日の贈り物は何歳の人を対象にするのでしょうか?
それは、そのご家庭ごとでいいのです。
「まだ、プレゼントされるには若すぎるわよ!」と感じられてしまう方もいらっしゃいますし、かわいいお孫さんからプレゼントされるとたとえ50歳代であってもうれしいものだと聞いています。
お孫さんからしたら、若くても「じぃじ」「ばぁば」であることにかわりはないのですから・・
敬老の日のプレゼントは何がいい?

大好きなおじいちゃんやおばあちゃんへのプレゼント! 何がいいのか困ってしまいますよね。
でも、おじいちゃんやおばあちゃんは決して高価なものを望んでいるわけではないと思います。
常日頃からおじいちゃんやおばあちゃんに触れ合っていると好みも自然とわかってくると思いますし、その中から選んでみるのが ”心のこもった贈り物” になるのではないでしょうか?
好みのもので、たとえば食べたことのないお菓子類・あまり飾ったことはないようなお花(あまり手のかからないもの)・日用品など
また、サプライズの家族旅行もいいかもしれません。おじいちゃん、おばあちゃんは家族みんなの幸せそうな顔を見るのが大好きなんです。
品物はささいな物でも十分です。家族の幸せそうな顔が敬老の日のプレゼントには最高かもしれません。
プレゼントで気をつけたいこと
◎スィーツなどの食品では多すぎたり賞味期限が短いものは食べきれなかったりするので適度な量を考えましょう。(多めにプレゼントして、みんなで食べるのもいいかもしれませんね。かえって嬉しいかもしれません。)
◎高価すぎるものは逆に気を使わせてしまうかもしれません。それよりもプレゼントをしてくれる気持ちの方が何より嬉しいと聞きます。
◎装飾品など、すでに持っているものではなくこれから必要としているものの方が喜んで使ってくれそうです。
生きる知恵をたくさんもっている、おじいちゃん、おばあちゃんいつまでも健康で家族を見守っていて欲しいですね。