かゆい、かゆい、かゆいって家の中にいてもそのようなことってないでしょうか。
かゆみの原因、いろいろ考えられますよね。夏だったら蚊もいますし、あせもだってかゆみを伴います。
でも、それだけではないですよね。目には見えませんが・・・ダニ です。
※布団の中のダニは ”ヒョウヒダニ” が多いのですが、このダニは刺すことはありません。”ヒョウヒダニ” をエサとする ”ツメダニ” に刺されます。
だって人間やペットやが生活しているところには必ずダニは棲息しているんだから・・
それにダニを完全に死滅させるのは至難の業だよ。
というかムリ・・・

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ダニの大好きな棲息場所

人間が生活している所に必ずいるダニ。そうはいってもどんなところにいるのか気になりますよね。
ダニが好きなところは温度や湿度の高いところ。(湿度が高く温度が25℃~30℃程度で繁殖します。)
またフケやアカそれに食べ物のカスなどが落ちている所が大好き。ダニのエサとなるものなんです。
そうなると自ずと想像がつきますね。
よく言われるところです。枕、布団、毛布など。お布団の中で過ごす時間は一日の中でも3分の1~4分の1ほど(6時間~8時間ぐらい)でしょうか。人によって違いはあると思いますが、長い時間、寝具にはお世話になっています。
その間、汗をかくことで寝具は湿気をおびます。フケやアカが寝具にも付きます。ダニが棲息するには好条件がそろっています。
布団を干す場合もダニは熱くない方へ移動してしまいます。黒い不織布などを被せて表も裏も天日干しすれば効果もありそうですが、死骸や糞は取り除けないので掃除機で吸い取ることが肝要です。
天日干しした後、布団をバンバンたたくのは細かく砕かれた死骸や糞を舞い上げてしまうことになり人間が吸ってしまう可能性もあります。そっとなでるようにして、表面の死骸や糞を取り除くことが大切です。
また、新陳代謝の高い子どもの寝具には汗もたっぷり吸い込まれていますので、ここもダニのすみかとしては最高でしょう。
家族みんなの共有スペース。家族のだんらんの場でもあります。もちろんここも汗やフケやアカがどうしても付きます。それに食べかすなども場合によっては落ちてしまいます。
ソファーも背もたれと座面の境のところなどもダニが好む場所。落ちている食べ物のカスや湿度もあってダニとしては、とてもありがたい場所かもしれません。
ダニはさぞ大喜びでしょう・・・
帰宅後すぐにクローゼットに衣服を入れたりしないでしょうか。衣服には汗・フケ・アカがついていないとも限りません。
また、起床後、寝具を押し入れにすぐしまったりしないでしょうか。
通気性が悪く、湿度も高く、エサも豊富な状態。この場所もダニが住むには好条件です。
子どもが大好きなぬいぐるみやクッションもダニのかっこうのすみか。お菓子の食べこぼしや汗など、たっぷりと付いています。
ダニの対応策
ダニは20分~30分、50℃の熱を当てることで死滅するそうです。
布団に対して考えてみれば布団乾燥機はとても良さそうです。でも、布団乾燥機があたっているところには効果がありますが、ダニは布団の隅の方や裏側の方などの熱くない方へ熱くない方へと移動していきます。
そのため、完全に死滅させるのは難しそうです。しかも、死骸はそのままになってしまいますので、掃除機で吸い取らないといけません。アレルギーの原因にもなるからです。
また、押し入れやクローゼットなど布団乾燥機を使うには現実的でないところも多々あります。
風通し良くして(乾燥)、清潔にすることが大きなポイントかもしれないね。お布団だけ対策してもカーペットなど歩いた足でお布団に入れば、それだけでダニが移動出来てしまうからね。
そう思うと家の中のあっちにもこっちにもダニは棲息しているということ!?
手ごわいダニ集団だぁ・・・

ダニをシッシッ! って追い払うことができれば、もしかしたらそれが一番の方法かもです・・・ね!