夏に気をつけたいことのひとつに ”蜂” がいますね。
ニュースとかでも、よく耳にします。たくさんの蜂に襲われ、見ている人も手が出せなかったなどという悲惨なニュースを。。
蜂は黒いもの(髪・黒い服など)に対して攻撃してくると聞いたことはないでしょうか?
蜂は黒い色に興奮する習性があるのです。
でも、蜂が攻撃してくる理由はそれだけなのでしょうか。
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蜂が攻撃する理由

蜂はむやみに人を攻撃するわけではないそうです。
蜂がどうして人を攻撃するかといえば、その理由はただひとつ。
巣を守るため なのです。
蜂は巣が危険と察知すると攻撃してきます。巣をいたずらしたつもりがないのに蜂が襲ってくるのは、たとえば巣のある木を無意識にゆすってしまいその振動が蜂を刺激してしまうことによるものです。
主な蜂の種類にはスズメバチ・アシナガバチ・ミツバチがあります。活動時期はそれぞれ少し違いますが、4月ごろ~11月ごろまでは注意が必要です。
特に、8月~10月は蜂の数が一気に増える時期でもあることからより注意が必要です。
もし、スズメバチなどの蜂が何匹かまとわりつくように自分の周りを飛行しているような場合は、蜂が警戒しています。威嚇行動の始まりです。
むやみに刺激するのは止めて、騒がず静かに身を低くしてゆっくり後ずさりしてその場を去りましょう。
※蜂は大きな仕草や大声を危険とみなします。
アシナガバチはスズメバチよりおとなしい性格ですが、巣や蜂自身に刺激を与えると攻撃してきます。また、ミツバチは非常におとなしく一般人より養蜂家の方がさされることが多いようです。が、やはり巣や蜂への刺激には注意が必要です。
そして、スズメバチ。スズメバチは攻撃性も非常に強く、巣に近づいただけでも襲ってくる可能性がありとても危険です。黒いものや匂いにも反応します。
近づかないことが一番ですが、ハイキングなどの時は黒っぽい服装は避ける、帽子をかぶる、香水やヘアースプレーなどはつけない、など注意しましょう。
もし、蜂に刺されたら・・
蜂に刺されないようにするのが一番なのですが、もし蜂に刺されてしまったら・・
・患部を流水で冷やしながら洗う。(蜂の毒は水に溶けやすい性質があります。また、冷やすことで腫れを軽減できます。)
・もし、針が刺さっていたら、ピンセットなどでそっと取り除きましょう。
・患部を指でつまみ毒を絞り出します。この時、口で吸ってはいけません。口の中に蜂の毒が入り、口の中に傷があったりするとそこから毒が体内に侵入してしまいます。
・その後、抗ヒスタミン系の成分を含むステロイド系軟膏(市販の薬)を塗り冷やします。
蜂の営巣場所
蜂はどんなところに巣をつくるのでしょうか。
蜂は雨や風をしのぐために天井裏・軒下・戸袋の中や下・普段開け閉めのしない窓・植込み(生垣)・樹木などに巣をつくります。初期の段階だったら比較的容易に駆除ができそうです。
巣への攻撃に対しては蜂も黙ってはいません。無理をせず専門家にお願いするのが良さそうです。
そんな蜂からの贈り物・・はちみつはすぐれた栄養の宝庫です。
はちみつには殺菌・疲労回復などの効果が期待できる優れものです。
多くのビタミン類・アミノ酸・酵素などを含み、優秀なサプリメントと言っても過言ではありません。
そんなはちみつ・・実は1匹の蜂が一生かけて集められるはちみつの量はティースプーン1杯分ほどだそうです。しかも、花の蜜があのおいしいはちみつになるには蜂の渾身の力を振り絞っての努力の結果なのです。
それと、それと、とっても大切なこと。はちみつは一歳未満の赤ちゃんには与えないでね。ボツリヌス菌に感染してしまう可能性があります。ボツリヌス菌は加熱しても死なないそうなの。ハチミツの入った食品なども与えないでね。