わが家の家庭菜園ではきゅうりに引き続いてゴーヤの収穫も始まっています。
例年より収穫が少ないなぁと思うのですが、一度にたくさん食べられないゴーヤですので感謝して頂いています。
ゴーヤは栄養がたっぷりで、ぜひとも夏に摂りたい野菜。

ゴーヤっていろいろな種類があるんですね。ほんと世の中、知らないことばかりです。
あばしゴーヤ・・沖縄地方でよく見られます。太くてずんぐりした形です。苦みは少なめで肉厚です。
中長ゴーヤ・・スーパーなどで見かけるタイプです。細長くて少し苦みが強いです。
白ゴーヤ・・白いと言っても真っ白ではありません。苦みが少ないのでサラダにも向いています。

ゴーヤの栄養
ゴーヤの栄養。特出すべきはビタミンCです。その他にも苦みの素であるモモルデシン、鉄分、カリウム、食物繊維などを含んでいます。
ビタミンC・・ビタミンCの含有量はトマトの5倍ほどもあります。美肌効果も期待できますね。
ビタミンCは活性酸素を捕捉し無害化する働きがあります。一方でストレス・風邪・タバコ・アルコールなどにより失われていきます。
ビタミンCは加熱に弱いとされていますが、ゴーヤに含まれているビタミンCは加熱しても壊れにくいのだそうです。
モモルデシン・・なんだかかわいらしい名前です。でも、これがあの苦みの成分なんです。このモモルデシンは胃腸を刺激して消化液の分泌を促します。食欲がわいて、夏バテ予防にはぴったりの野菜です。
鉄分・・鉄分と言えば貧血予防ですね。赤血球を作るヘモグロビンの成分です。
カリウム・・カリウムは牛乳の約14倍もあります。体内の過剰なナトリウムを排出する働きがありますので、高血圧予防に効果的な成分です。
食物繊維・・食物繊維はセロリの約14倍もあります。食物繊維は便秘を予防、改善するため腸内環境が良くなり、肥満予防にも効果的です。
ゴーヤの苦みをやわらげたい
そんなにも身体にいい野菜。これからはますます暑くなりますし、なんとか食べたいですよね。
苦みを抑える方法はいくつかあります。
◎抑えるとは少し違いますが、まずは苦みの少ない品種を選ぶようにする。
◎表面のぶつぶつした緑色の層を削り落とす。(ここに苦みの成分があります)
◎薄切りにしてさっと下茹でする。
◎塩もみしてしばらく置き、その後水洗い。
◎米のとぎ汁で茹でこぼす。
◎鰹節はゴーヤの苦みを軽減する作用がありますので鰹節をまぶす。
ゴーヤのレシピといったら、やっぱりゴーヤチャンプルー・・・ですよね。
どんなチャンプルーがお好きでしょうか?
ゴーヤが入っている炒め物だったらなんでもチャンプルーですね。
ゴーヤの他には、豚肉・豆腐・たまご、他なんでもOKという感じです。
味付けは? 味噌味、醤油味、塩味などなど。
どれも、本当においしいです。でも、”いつもとは違うものを” と思っていた時にたまたま作ってみたチャンプルーがあっさりしていて美味しかった。ありあわせの物しかなかったので具材は恥ずかしいほどの物だけだったのですが・・
ゴーヤは薄切り、油揚げは細切り。この二つの材料を少しの油で炒めて、醤油をすこしだけ鍋肌からジュワッ!と。香ばしさが出ますよね。
でも、味の決め手がない! そこで見つけた塩昆布。ふりかけなどを売っているコーナーにありますよね。その塩昆布をひとつかみ最後に合わせてみたら、これがなかなかいい味出してくれました。
あっさり食べることが出来て、本当にお・す・す・め!