今月はお盆月。あいにくの雨模様で、外を眺めながらわたしらしくもなく人生とやらを振り返ってみました。
幼少の時からを思えば、長い道のりです。お盆月にふさわしく懐かしい人たちのことがいっぱい思い出されます。
たくさんの人に愛され、護られ、ここまでたどり着くことが出来たのだと「ありがとう」の他に言葉もなく。。
今までの人生は本当に泣き笑いに溢れていました。それにしても、泣きも笑いもいろいろありますよね。日本語は本当に情緒あふれる表現に満ちています。
では、笑いではといえば、独り笑い・思い出し笑い・高笑い・作り笑い・含み笑い。いろいろだね。もっともっとあるよ。
泣くことっていいことなんだって。

小さいときは泣くことが特権のようですが、大人になると涙することもぐっと減ってきますね。我慢してしまうからでしょうか。確かに大人は泣きそうになるかもと、最初からわかっている時はグッとこらえることが多いですね。
でも不意に、悲しみ・驚き・喜びなどに出会うとついぽろっと涙することも多いのではないでしょうか。
泣くことはメンタルにおいても、とても良いことのようなのです。苦しみ・驚き・喜びなどの感情的感覚のほとばしりに対する捌け口であり、その結果でもあるんですって。
泣くことによって、交感神経から副交感神経にスイッチが切り替わりリラックスモードになるようです。”泣くだけ泣いたらすっきりしたぁ~”ってアレですよね。ストレスも解消できますね。
泣くだけ泣いた後は感情も安定化し、気持ちも前向きになれます。感情の高まりが涙と共に流されて、気持ちの整理もついてくるのですね。
涙の中には、”エンドルフィン”というホルモンが含まれているのだそうです。エンドルフィンは鎮静作用もあるホルモンですので、身体や心の痛みを軽減してくれます。だから、男は涙を見せるものではない。は止めて、男性も女性もみんな涙が自然に溢れてくるときは我慢しないのがいいのです。
男性、女性の泣く頻度は国によって違いがあるそうです。その国の文化の違いも大きく関わっているのではないのでしょうか。
ドイツ眼科学会によるとさまざまな科学的研究をまとめた結果、平均的な女性は年に30~64回、平均的な男性は年に6~17回泣いているのだそうです。泣く長さは女性は約6分間、男性は2~4分間泣き続ける傾向があるのだとか。また、女性では65%がすすり泣きに移行し、男性は6%しか移行しないのだそうです。(思春期までは、その差はほとんど見られないそうです。)
笑うことも、もちろんいいことなんです。

笑っている姿を見ることはたとえ誰であっても、とても楽しい気持ちになれますよね。だって、笑っている本人は楽しくて・嬉しくて・おかしくて・幸せ過ぎて。。笑顔になるんですもの。
”笑う門には福来る”っていいますが、これは本当らしいです。
どうやら、笑いでも”エンドルフィン”が分泌されるようなのです。涙と同じで笑いも痛みの軽減に一役かってくれそうです。
ひとたび笑いのツボにはまると笑いが止まらなくなることありませんか。笑いすぎて、お腹がイタイ。でも笑いが止まらない。イタイイタイと言いながら笑い続けてしまうことが。腹筋や横隔膜が動いて胃腸の血流がアップ。また、副交感神経が働いて胃酸の分泌も盛んになるとか。「笑いは消化を助ける」のだそうです。
また、そんなに笑える時は腹式呼吸をしている時。身体の中に酸素がたくさん取り込まれ血の巡りも良くなります。
セロトニンは別名”幸せホルモン”とも言います。セロトニンが分泌されることによって幸福感がもたらされるんですよ。
NK(ナチュラルキラー)細胞は身体に悪影響を及ぼす物質を退治してくれます。笑いはこのNK細胞を活性化し免疫力がアップしインフルエンザなどの感染症の予防になるそうなんです。
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チンパンジーやゴリラやオランウータンなどの霊長類も人間の笑い声に似た声をあげるそうです。
チンパンジーは脇の下やお腹など、くすぐられた際に笑いが生じる身体の領域が人間と共通しているそうですよ。おもしろいですね。
涙あり、笑いありの人生は健康な毎日を過ごす要となりそうです。
豊かな人生を送るためにいっぱい泣いて、いっぱい笑って前を向いて歩いて行けたら嬉しいですね。