家庭菜園のきゅうり。すごい勢いで成長する。ゴールデンウィークの頃に苗植えしたきゅうりがただいま収穫、真っ最中! まるで自分の季節がやってきたぁ! と主張でもしているように!
わが家の家庭菜園は猫の額と表現するより、もっと小さめ・・・。
でも、毎年きゅうりやゴーヤそれになすやピーマンと定番の夏野菜を少しずつですが育てて、楽しんでいます。旬の野菜はやっぱり美味しい。
でも、なんだか今年のきゅうりは成長が早すぎる・・気がします。
きゅうりをとことん食べつくす。

最初はこんなにかわいらしいきゅうり・・
でも、収穫までにはもうちょっとしてからね。なんて思っているうちにこの時期雨が続き、雨が止んでからと思ったのが大間違い。収穫時は デカッ!
そんな言葉がぴったりのきゅうりが何本も収穫できてしまう。スーパーで売られているきゅうりより重さでいえば、2.5倍以上はあると思います。
そこで、あちらこちらにおすそ分け・・でも、まだわが家には多すぎ!
で、収穫したきゅうりを消費しきれないうちにまたデッカイきゅうりの収穫! 毎日きゅうりを食べ続け・・
いったいきゅうりはどんな速さで成長するのでしょうか?
おそらく、収穫の様子からしても1日2~3cmは成長しているのではないかと思えます。きゅうりの成長を1日じっと見つめていたら、成長していくのが目で確認できるのではないかと思えてしまうほどです。
きゅうりの栄養って? 栄養はないってよく聞くけど・・ホント?ウソ?
きゅうりは確かに95%が水分。でも、栄養がないということではないのです。
豊富に含まれているのが、カリウムです。その他にも、ビタミンA・C・K。また、亜鉛・銅・マグネシウムなどのミネラル類もわずかでも含まれています。バランスのとれた野菜です。
では、どうしてきゅうりは栄養がないなんて言われるのでしょう?
それは、あのギネスブックに掲載されているからだと思われます。ギネスブックは世界一のものが掲載されています。では、きゅうりの何が世界一?
それは、「Least calorific fruit」これが掲載名なのですが、直訳すると「カロリーの最も低い果実」になります。日本語であらわすと「世界一栄養のない野菜」となってしまったのです。きゅうりは栄養がない!と言われるゆえんですね。
カロリーと栄養は等しいかと言えばちょっと違う意味合いがありますよね。
きゅうりに含まれる水分は夏の水分補給に向いています。子供たちがきゅうりに紐を通し首につるして持ち歩き、水分補給のために食べていた、なんて話も聞きます。
そんな時代もあったんですね。はるか昔の話です。でも、水分補給になるということはいつの時代も同じということなんですね。
また、カリウムにおいてはナトリウムの排出を促しますので高血圧の予防にもいいですね。
きゅうりダイエットの話も耳にしますね。そんな話が聞こえてくると、耳が象の耳のように大きくなってついつい聞き入ってしまいます。
きゅうりは噛み応えもありますので、食事の前にポリポリ食べると、満腹中枢を刺激して早く満腹感を得られるというメリットがあります。
カロリーも低いので安心して食べられますね。しかも、「ホスホリパーゼ」という酵素が身体の脂肪分解に効果があるとされているんです。
こうなったらドンドン食べなきゃね! わたしの消費術!
きゅうりを乱切りにしたら、砂糖・豆板醤を入れ和える。最後にごま油をきゅうりにまんべんなくかかるぐらい入れて、出来上がり!(分量はすべてお好みで。豆板醤は辛いので入れ過ぎないようにね。砂糖を入れることで辛さがマイルドになります。)※調味料は食べるときに混ぜてね。時間がたつと水分が出てきてしまいます。
材料⇒きゅうり(1㎏)・しょうが(ひとかけ千切りに)・赤唐辛子(2本お好み量)・塩昆布10g(お好み量)・調味料(しょうゆ大3.5・酢大2・みりん大2・酒大1・砂糖小3)
作り方⇒①きゅうりは洗って2~3mmの輪切りし、塩小2をふりかけよく混ぜる。
②その後、よく絞ってさらにリードペーパーなどで水をよく絞る。ここ大きなポイントです。
③フライパンにきゅうり・千切りしょうが・小さく輪切りにした唐辛子・調味料を入れて火にかける(強火でOK)
④水分が無くなったら火を止めて塩昆布を加えて出来上がり! 冷めたらジッパーに入れて冷蔵庫へ。
⑤次回からはご自宅好みの味にしてね。
材料⇒きゅうり5本・砂糖50g~60g・塩15g・粉からし小2
作り方⇒①きゅうりはへたを取って長さを半分にする。
②粉からしはお湯で溶いておく。
③すべての材料を袋に入れてよく混ぜ合わせる。冷蔵庫に入れて、ときどき袋の上からモミモミする。
④翌日には食べられます。次回からは調味料をご自宅好みにね!
でも、一番の消費方法はただスライスしたきゅうりを塩もみしてよく絞った後、”かにかま” や ”ちくわ” や ”ツナ” などと混ぜ合わせて食べるのがシンプルで好きなのです。
皆さんは、どんなレシピをお持ちでしょうか?