おやつタイムに欠かせないナッツといえばわたしはアーモンドが外せないんです。
でも、アーモンドはカロリーも高そうでとめどもなく食べていたらきっと後悔することになりそうなのでここはリサーチが必要ですね。
不飽和脂肪酸には多価不飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪酸に分類されます。
多価不飽和脂肪酸の代表的な必須脂肪酸はαリノレン酸やリノール酸です。加熱に向かないため揚げ物料理には適しません。紅花油(サフラワー油)や大豆油などです。
一価不飽和脂肪酸は代表的なものにオレイン酸があります。オレイン酸が豊富なオリーブオイルなどは加熱の影響をあまり受けないため加熱料理に向いています。
アーモンドの栄養って、脂肪が主なの?

アーモンドの注目すべき栄養素は脂肪だけではありません。
タンパク質・脂質(オレイン酸)・炭水化物・ビタミンE・食物繊維・ビタミンB2・カルシウム・亜鉛・マグネシウム・鉄・カリウムなどが含まれいます。優れた食品です。
なかでもビタミンEは食品の中でも最も多く含まれています。
気になるカロリーですが、1粒あたり約6kcalあるため高カロリー食品として思われがちですが(確かにカロリーは高めかも)、糖質の面からすると0.053g とかなり低めです。
美容や健康にはもってこいの食品です。上手に摂取することがポイントですね。
ビタミンEは細胞や血管の酸化を防ぐ抗酸化作用もあり、老化防止に効果的です。また、コレステロールの抑制効果もあります。約30個で1日あたりの基準摂取量の75%を摂取できます。
アーモンドの脂質の約7割が善玉オレイン酸です。生活習慣病の予防に期待できます。
ミネラルや食物繊維も豊富なためダイエット効果や便秘解消にも期待できます。アーモンドは不溶性・水溶性の食物繊維を含んでいます。

※アーモンドはサクラ属です。かわいらしい花を咲かせます。
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ローストアーモンドと生アーモンド
わたしはいつも素焼きアーモンドで味付けのないものを好んで購入するのですが、”ロースト” と ”生” はそれぞれの特徴があります。
焙煎したものは何といってもそのカリッとした食感が特徴的ですね。しかも、香ばしくてとても美味しいです。
でも、火を通してあることによって脂肪分が多いアーモンドは酸化しやすいのです。
栄養面からすると ”生” が良さそうです。
ビタミンや酵素などの栄養は ”生アーモンド” こそです。もちろん火を通していないので酸化も ”ローストアーモンド” よりずっと安心です。
ただ、ロースト派からしたら食感が物足りないかもしれません。”生アーモンド” はしっとりした食感です。非加熱ですので冷蔵庫などの直射日光のあたらないところで早めに食べきるのがポイントです。
アーモンドの栄養は熱に強いのが特徴です。油や調味料を使っていない ”素焼きアーモンド” は栄養的にもカロリー的にも ”生アーモンド” とほとんど変わりがないようです。
大好きなアーモンド。これからは数を数えて食べるようにしなくっちゃ。
だって気がついたら袋が空・・なんてことにならないように!