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かき氷の味には脳もだまされる。そしてアイスクリーム頭痛って!?

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夏の定番スィーツ! かき氷。お祭りや海水浴場でかき氷の旗を見るとついつい足が向いてしまいますよね。

カラフルな色のかき氷に小豆や練乳などがのったかき氷は夏そのものでもあります。

夏の日差しに照らされて、思わずパクパクと・・・ でも、「キーン!」とする頭痛も付きものでそれはそれで辛い!

 

うさっぴ
うさっぴ
うさっぴはイチゴのシロップのかき氷が大好きなんだよ。かき氷はいつもコレ! 夏の日差しにぴったりの味だと思わない?   

 

かき氷のシロップの味。実はどれも同じ!?

 

シロップの基本となる味は果糖ブドウ糖液と言われるものです。それを着色し香料をプラスすれば、あのかき氷のシロップが出来あがります。

赤く着色したシロップにイチゴの香料をプラスします。かき氷にかければイチゴのかき氷の出来上がり!

黄色のシロップはレモンの香料を、緑のシロップはメロンの香料をって具合です。

 

にゃんぴ
にゃんぴ
だけど、どのかき氷にしようかと楽しみに選ぶのだけど食べるとその味がちゃんとするよ。 

 

 

それは、脳が錯覚しているのです。赤だからイチゴ味にちがいない。この甘酸っぱい香りもイチゴそのものって。(香りは香料によるものです)

 

 

ものしりくん
ものしりくん
試しに、目隠しをして鼻をつまんで食べてみて。このトリックに気づくはずだよ。

でも、実際のフルーツや飲料などを使ったシロップ(果汁・カルピスなど)はちゃんとその味がするのはもちろんのことだから、かき氷全てに当てはまるわけではないよ。

 

人間の五感ってすごいんだね。脳までだませちゃうなんて。

 



かき氷を食べるとおそわれる ”キーン” となる頭痛の正体

かき氷を食べるとなりませんか? 頭が ”キーン” って・・

この症状にはれっきとした医学的な正式名称があるんです。

それは・・”アイスクリーム頭痛” といいます。かき氷頭痛ではないんですね。

英語でも ”Ice-cream headache” って言います。

 

アイスクリーム頭痛

アイスクリームやかき氷などの冷たいものを食べたすぐ後に数分間程度発症する頭痛で、症状は個人差があるそうです。偏頭痛持ちの人に起きやすい傾向があるようです。

原因は2説あるようです。2節とも要因となり発生していると考えられているそうです。

ひとつは冷たいものを食べると口腔内が冷やされ、その反射で身体を温めようと血流量が増大します。そのため血管が広がって頭痛が発症します。

ふたつめは冷たいものを食べた際に、口蓋の三叉神経が刺激されて発生する伝達信号を、脳が痛みと勘違いするせいです。そのために頭痛が発症します。

 



アイスクリーム頭痛を起こさないために。

おいしいアイスクリームやかき氷。安心して食べたいですよね。

予防策があるんですよ。簡単です。

 

冷たいものを食べるとき、少しずつ・ゆっくり食べましょう。自分の口の中で食べ物が温められることが出来るので、頭痛が起きにくいそうです。

また、冷たいものと同時に温かいものを食べるのも良いそうです。でも、これはせっかく美味しくて冷たいものを食べるときにはちょっと考えちゃうかな!

 

ののか
ののか
人間の身体って不思議ワールドですね。ミクロの大きさになって探検したら、きっと驚きの連続でますます自分の身体を愛おしく思えてしまうかもですね。

かき氷から気づかされることがありました。そうそう、かき氷検定というものがあるそうですよ。かき氷・・奥ふかぁい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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