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ツバメの巣作りが始まっています。

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早朝の散歩中、見つけてしまいました。ツバメの巣です。かわいい黄色のくちばしが3つ。エサを求めてでしょうか、かわいいくちばしがパクパクしていました。

縁起のいい野鳥ですね。この時期になるといろいろな軒先などでツバメの巣が見受けられます。

うさっぴ
うさっぴ
日本野鳥の会からは、親鳥が危険を感じたり巣の周りの様子が変化したりすると巣を捨ててしまうことがあるから過度に接近しないでそっと見守って欲しいと観察のマナーを教えてくれているよ。

 

ツバメってこんな鳥

ツバメは翼が大きく、飛行に適した細長い体型です。そのため脚は短く歩行には不向きです。巣材の泥を求めるとき以外はめったに地面に降りることはないのだそうです。

跳んでいる昆虫などを空中で捕食し、水も水面上を飛行しながら飲みます。

 

ものしりくん
ものしりくん
ツバメは泥と唾液で固めてほとんどが人工物に巣をつくるんだよ。民家の軒先など人の気配のする場所をあえて選んで繁殖する傾向があるんだ。どうしてかっていうとね、天敵のカラスなどが近寄りにくいからなんだ。ヒナを守るための知恵なんだね。

 

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ツバメと人間

日本では稲作栽培において穀物を食べずに害虫を食べてくれる益鳥として大切にされてきました。

「人が住む環境に営巣する」という習性から地方によっては、商売繁盛の印でもあります。

 

ただ、巣をつくる場所によっては戸締りが出来なくなったり糞の落下などで物品が汚れたりすることで已む無く巣を撤去せざるを得ない場合もあります。

その際に卵やヒナが傷つくと鳥獣保護法の違反に問われる可能性もあるそうです。

 

 

ヒナが巣から落ちていたら・・

巣から落ちているヒナを見つけると、どうしたらいいのか困ってしまいますね。

でも、野鳥の会ではこのように言っています。

ヒナを拾わないで・・と。人間がヒナを育てるのはとても困難です。そっと巣に戻してください。また、巣立ったばかりのヒナは飛ぶのが下手で地面にいることもありますが、近くに親鳥がいるのでそっとしておきましょう・・とのことです。

※野鳥であるツバメの飼育は保護のために許可を得て飼育する以外は、鳥獣保護法により禁止されています。

 

”越冬つばめ” とは・・・

日本で繁殖するツバメの主な越冬地は台湾・フィリピン・ボルネオ島北部・マレー半島・ジャワ島などです。

でも、一部においては日本国内で越冬するツバメもいるそうです。

「越冬つばめ」と呼ばれています。

日本で越冬しているツバメは日本で繁殖したものか日本より北方(シベリアなど)で夏に繁殖したものかはわかっていないのだそうです。

 

ツバメが低く飛ぶと雨が降ると言われています。それは、天気が悪くなる前は湿度が高くなり、ツバメのエサである昆虫の羽根が水分で重くなり低く飛ぶようになるからです。昆虫を捕食するためにツバメも低く飛ぶようになるからなんですね。

 

ののか
ののか
ツバメはシビアな面もあるようですね。親鳥のどちらかが欠けてしまうと、つがい外のツバメがやってきて育てているヒナを巣から落としてしまうのだそうです。そのヒナの結果はかわいそうなものになってしまいます。

もう、何年も前に見たことがあるんです。ツバメが巣からヒナをくわえて外に放り投げるのを。かわいそうに思ってそっと巣に戻したのですが、またツバメがやってきておそらく同じヒナをくわえてまた放り投げたんです。・・・なんだったのでしょう? そのシーンは脳裏に焼き付いています。

 

野鳥をもっと詳しく:日本野鳥の会

「日本野鳥の会は、野鳥や自然を愛する人々が集う自然保護団体です。」

 

 

 

 

 

 

 

 

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