もう、何年ぐらい前でしょうか? 浜松動物園に行った時のことです。もう閉園間近でゲートに向かう途中、見てしまったんです。そうカンガルー(クロカンガルー)の格闘を・・
初めて見る光景に、あぜん・・・・ あれはいったい何をしているんだろうって!
首をつかみ、殴り、挙句の果てはキック! キックどころかしっぽ(5番目の足といわれているのだそうです。)を支えに両足でキックドロップ! すごい・・・ とたんに興味がふつふつと!
カンガルーの興味深い生態

カンガルーが有袋動物であることは良く知られています。
おかあさんのお腹のポケット(育児嚢・いくじのう)で育ちます。生まれたての赤ちゃんは身長が2cmほどで体重が1gあるかないかほどの小ささです。
完全にポッケに戻らなくなるまでには種類にもよりますが30週間~40週間ぐらいです。いつまでもおかあさんのポッケがいいんですね。
でも、そのポッケはとても臭いそうなんです。赤ちゃんはその中で排泄をするので当たり前と言えば当たり前なんですが、赤ちゃんはその臭さは平気なのかな?

カンガルーがカンガルーと呼ばれるわけ
オーストラリアに生息しているカンガルー。6500万年前にはすでに生息していたという動物です。ということは、もしかして恐竜とも同じ時代を生きていたのでしょうか?
その、カンガルー。”gangurru” が変化していったと考えらえています。”gangurru” は「跳ぶもの」という意味があります。
カンガルーのものすごい脚力
カンガルーの後ろ脚の力はすごいものがあります。
太いしっぽでバランスをとりながらの跳躍は四肢を使うよりも省エネルギーで高速移動ができるそうです。
その脚力で蹴られたら、人間の内臓も破裂してしまうほどです。すごさがわかりますね。痛いどころではない・・
大型種のアカカンガルーでいえば、時速70Km ほどのスピードがでるそうです。時速40Kmで2km近くの距離を跳躍し続けることが出来るんですって。
ところが、カンガルーは後退は出来ないそうです。前に進むのみです。

オーストラリアの国章です。
「前進しかしない」という理由でカンガルーとエミューが選ばれたそうです。
カンガルーの食べ物
カンガルーは草食性ですが、種類によっては木の根やキノコや昆虫を食べる種類のカンガルーもいるようです。
また、水分補給の意味でサボテンを食べることもあるようです。(サボテンには水分が多く含まれているのでカンガルーは何日も水を飲まなくても大丈夫だとか)
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愛すべきカンガルーたち

※ゴングが鳴った!

※仲良くお散歩? ママのポッケで楽ちん!楽ちん!

※見て見て!このマッチョな身体・・すごいだろ!

※足が・・足が・・長い! しかも綺麗!

※なんの夢を見ているの? 気持ち良さそうね。

※すごいっ! この跳躍力には目を見張っちゃう!

※あれっ? ママのポッケを脱出してどこ行くの?

※長いまつげがなんだか、かわいらしい。幸せそう・・・

※なになに・・ 何がそんなに楽しいの?

※ついに・・始まった。

※おもいっきりリラックスしていない? おじさんみたいだよ。
カンガルーの誕生日はわかりにくいそうです。そもそも生まれたての赤ちゃんは1円玉ぐらいの大きさなので、妊娠しても当然おなかが大きくならず外見からは特定が難しいのだそうです。
カンガルーの赤ちゃんはおしりの方にある器官から生まれて、数分で母親の袋に入ってしまうため見つけることが難しいのだとか。
しかも、赤ちゃんは袋の中で育つため袋から顔を出すのは生後5ヶ月頃。この時に初めて赤ちゃんを確認できるそうです。
浜松市の動物園では赤ちゃんが袋から顔を出して確認した日を誕生日にしているということです。動物園によってその判断基準は異なるそうで、全身が袋から出た日を誕生日にしている動物園もあるのだそうです。
調べれば調べるほどカンガルーに会いたくなってしまう。
動物園に行けばさまざまな種類の動物に会えるから、本当に久しぶりだけど今度行ってみよっかな・・