まだ、梅雨入り前(浜松市)だというのにこの暑さはもう夏そのもの。
夏は、花火・かき氷・バーベキュー・海水浴って一気に気持ちはハイテンションです。
そして、いよいよ ”そうめん・ひやむぎ” の出番ですね。食欲も落ちてきて、のどごし ”つるっつる” の麺類は最高です。


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”そうめん” と ”ひやむぎ” の違い
日本農林規格(JAS)では乾麺の分類分け(機械製麺)を次のように定めています。
そうめん・・太さが直径1.3mm未満
ひやむぎ・・太さが直径1.3mm以上、1.7mm未満
※ただし、手延べ麺に関しては1.7mm未満であれば ”そうめん” ”ひやむぎ” のどちらを名乗っても良いそうなのです。(一定の太さではないため)
太さが1.7mm以上の麺はうどんとなっています。そして、きしめんは幅4.5mm以上、厚さ2mm未満の帯状に成形した麺です。
もともとは ”そうめん” と ”ひやむぎ” は製法が違うものだった
本来 ”そうめん” は小麦粉と塩と水を練って食物油もしくはでんぷんを塗って撚りをかけ伸ばしたものを天日に干して作るものでした。
一方で ”ひやむぎ” はといえば、うどんを細く切ったもの(小麦粉と塩と水を練って伸ばし細く切ったもの)。うどんを細く切ったものを「切り麦」といい、熱くして食べるものを「熱麦」、冷やして食べるものを「冷麦」と呼ばれていました。
でも、今ではそうめんにも色付けされたものが入っているものもあるし、そうめん自体に色がついているものもあるよね。

五色そうめん株式会社森川は1635年(寛永12年)に長門屋市兵衛が創業。五色そうめんの誕生は1722年(享保7年)に長門屋の八代目市左衛門の娘が椿神社を参拝した折、美しい五色の糸が下駄に絡みついたのを見て、「そうめんに五色の色を付けてみては」とアドバイスしたことがきっかけだったそうです。
※五色そうめんは愛媛県松山市につたわる郷土料理のひとつです。
”そうめんつゆ” と ”ひやむぎつゆ” の違い(ストレートつゆの場合)
そっかぁ! ”そうめん” と ”ひやむぎ” の主な違いは太さだったんだね。
では、”そうめんつゆ” と ”ひやむぎつゆ” は何が違うんだろう? 同じものではいけないのかな?
わたしは、その手軽さからストレートつゆがお気に入りなんだけどいつも不思議だったの。
そうめん用とひやむぎ用は何が違うのって。
ひやむぎより細いそうめんつゆは薄めに。そうめんより太いひやむぎはそうめんつゆより少し濃いめに。
口に運んだ時の麺に絡みつくつゆの量を考えて、濃さを調整しているらしいんだよ。
麺もいろいろ、つゆもいろいろ。家庭にあうものをチョイスして、暑い夏を少しでもさわやかに過ごしたいですよね。
そして、麺と言えば忘れてはいけない薬味があります。
どんな薬味が合うのでしょうか?
天かすでしょ、わさびでしょ、大根おろしに玉ねぎ(スライス・みじん切り)それからラー油やかんきつ類、それから・・それから・・ツナに海苔。もう、薬味というより麺を楽しんでいますよね。そうでなくっちゃ・・ね。
だって夏の間は麺が大活躍だもの。飽きない工夫も大切ですよね。