世の中に名をのこした人々は本当に的を得た言葉で人生を教えてくれていますね。
そんな数ある名言の中から二つお届けしたいと思います。
トーマス・エジソン(アメリカの発明家)と ヘンリー・フォード(アメリカの実業家)です。

私たちの最大の弱点は諦めることにある。成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることです。

努力が効果をあらわすまでには時間がかかる。多くの人はそれまでに飽き、迷い、挫折する。
トーマス・エジソンはアメリカ合衆国の発明家でもあり起業家でもあり。
すごいですね。エジソンは生涯に1300もの発明・技術革新を行い、14の会社を設立しているのだそうです。
発明では蓄音器や白熱電球で有名ですね。(実際に白熱電球を発明した人はイングランド人のジョセフ・スワン。エジソンは実用化を成功させました。)
エジソンは子供のころから本当になんでもかんでも「知りたがり」だったそうです。そのため小学校を三か月で退学にまでなったのです。その逸話です。

こんな具合に先生に ”なぜなぜ攻撃” をしていたそうです。
また、ある時はガチョウの卵を自分で孵化させようと何時間も卵を抱きかかえたまま小屋の中に座り込んでいたんだとか。
そして、またある時は「なぜ物は燃えるのか?」と疑問に思い藁を燃やしていたところ自宅の納屋を全焼させる事件を引き起こしてしまうのです。
白熱電球を発明するにあたって2万回の失敗をしたというエジソン。でもエジソンは言うんだ! ”わたしは失敗など一度もしていない。これでは電球は光らない、という発見を今までに2万回してきたんだ” と……
その中でもわたしがステキだなと思ったのは ”完璧だと思っても、もう一押しすればおまけが手に入る。” という名言です。エジソンはどんなおまけが手に入ったのでしょうか?
わたしもちっぽけなおまけでいいから、手に入るようにがんばろっと!
ヘンリー・フォードはアメリカ合衆国の実業家
わたしたちの生活の中で、車は本当に便利なものですね。19世紀の終わりごろから20世紀にかけて、ガソリン車が発明され改良を重ねられてきましたが当時はごく一部の富裕層のみしか購入することが出来ませんでした。
現在のこのような便利な状況になることが出来たのは、”自動車王” ともいわれるヘンリー・フォードのおかげかもしれません。
フォードの父親は農場を経営していました。暮らしぶりは裕福でした。
機械いじりの好きな15歳のフォード少年は友人や近所の人の時計を何十回も分解して組み立てなおし、時計の修理屋として評判だったようです。
その後、母親を亡くしたフォードはとても力を落とし農場の経営を継ぐことはせず家を出て機械工の見習いとなります。1879年のことでした。

フォードが後に語った言葉です。”私はまったく農場に愛着を抱いたことはない。私が愛していたのは農場にいた母である。” と。
見習いとなってから約9年後、結婚したフォードはエジソン照明会社で働きながら余った時間をガソリン車の制作に打ち込みます。自宅の裏の小屋で何度も実験を繰り返し、ついに1896年にガソリン車を完成させることが出来ました。
振り返らず信じて進めば、道はおのずと開けていくということかな…
どうでしょうか。新社会人の方も新入生の方も前を向いて進んでいけるといいですね。