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セミの一生は7日間?

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セミの命は7日間?

よくそう言われますね! 本当にそうでしょうか? 調べてみました。

セミのメスは枯れ木に産卵管を差し込み産卵します。セミの種類によって違いますがその年の秋から翌年の梅雨のころまでに孵化し、その幼虫は最初の脱皮をおこなった後、土の中に潜り込みます。そして長い長い地下生活に入るのです。樹液を吸って成長するセミは数回の脱皮を繰り返しますが、その際土の中の天敵や菌に侵されることにより死んでしまう幼虫もいるのです。

幼虫として土の中にいるのは種類によって異なりますが約3年~17年。よく知れているアブラゼミは6年、土の中で暮らします。

ようやく長い地下生活を終えたセミは地上におそらく、おそるおそる這い出てきます。そして成虫になるべく羽化を始めるのです。でも羽化を始めるのは日没後です。それも身を守るためのセミの知恵です。地上に出たら出たで、天敵はいるのです。羽化したてのセミは身体が柔らかくアリの絶好の餌食になってしまいます。じっと朝までがまんして、羽や身体が完全に硬くなって初めて広い空を飛べるのです。

しかしながら飛べたといっても毎日が天敵との勝負です。鳥に狙われ、蜂におそわれ、クモの巣にひっかかり、そんな日々をくぐりぬけなければなりません。そしてなにより人間にとらわれてしまうと狭い虫かごに入れられエサもなくストレスの中で短い一生を終えてしまうのです。

虫かごに入れられたセミの短い一生を見て、セミの命は7日間などという説があるのですね。本当は地上に出てからのセミは一か月ぐらいの命はあるのです。ようやく地上に出られたセミ。できることならその命を全うしてほしいですね。

そのセミたちは子孫を残すことが生きた証です。でも、メスのセミの交尾は一回のみ。オスは複数回の交尾をします。ここで問題が・・・ オスとメスの数の割合はほぼ同数。ということは一度も交尾できないオスが数多くいるということです。やっとのことで地上に出、数々の天敵から逃れ、それでも子孫を残すことさえできない。なんと悲しい人生。セミにはセミの悩みがあるんですね。

 

ワンポイント・・なぜセミはひっくり返って死んでいるのでしょう!

・セミの死骸はおなかが上になっていることが多いです。。これは重心が背中側にあるためです。羽を動かすための筋肉があるからですね。

・また、体力が弱り地面に落ちた際にひっくり返たまま飛ぶことができずそのまま死んでしまうことが多いためです。

ひっくり返ったセミを持つとまた飛んでいくセミもいますね。ただ弱っているのでまた力尽きてしまいます。

 

     がんばれ セミ!!

 

 

 

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