夏もすぐそこ。スーパーにもおいしそうなスイカが並んでいますね。しましま模様が ”わたしはここよ” ってアピールしているみたいです。
でも、スイカの縞模様、なにか意味があるのかしら??

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スイカに縞模様があるこんな説
アフリカの砂漠地帯。きっと暑いんですよね。水も十分ではないでしょうし。空を舞う鳥たちや地上を駆け巡る動物たちにとってもそれは同じで、水は希少だったでしょう。
それで、目を付けられたのがスイカだったのですね。当時のスイカは今のように甘くて美味しいものではなかったようです。味は苦みが強く・・ でも鳥や動物たちにとってはスイカのもつ水分が魅力あるものだったのではないでしょうか。
スイカにしてみれば、子孫を増やすために種ごと食べてもらって「動物散布」をねらっていたのかもしれません。鳥や動物たちは移動することが可能です。食べられた種子は鳥や動物たちの糞に紛れてスイカの子孫を増やすために一役買ってくれたのかもしれませんね。
そのためにはスイカ自身のアピールが必要だったのではないでしょうか。”わたしはここよ” って。スイカの “しましま” はそのためにスイカ自身が作ったのでは・・ という説があるとのことです。でも、はっきりとしたことはわかっていないそうです。
スイカの豆知識
スイカって果物でしょうか? 正確には野菜に分類されているのだそうです。
水分が多い草本性で食用となる植物のことをさします。草本とは、木にならない植物のことで樹木のように大きくならず太く堅い幹をもたない植物のことをいいます。
概ね2年以上栽培する草本植物および木本植物であって果実を食用とするものを言います。

貴重な水分をなんとか美味しくしようと改良を重ねて、甘いスイカを作り上げた際にあの “しましま” が発生したのではないかという説です。やっぱり苦いより甘い方がいいですよね。なんだかこの説も人間味があって、いいですよね。ほんとうのところはわかっていないようですが・・