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ピーナッツってナッツじゃない!?

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ナッツ。ポリポリカリカリ、お茶を片手に止まらなくなってしまいますね。

ナッツっていろいろあります。アーモンドでしょ。クルミでしょ。マカダミアナッツや、カシューナッツ・・。

でも、ピーナッツはナッツではないんですって! えぇ~!

うさっぴ
うさっぴ
ナッツは木の実のことを言うんだって。ピーナッツはマメ科で土の中にできるよね。だから、ピーナッツはナッツじゃないんだ。 

 

 

では、ナッツって何?

硬い皮や殻に包まれた食用の果実・種子のことを種実類といいます。種実類のうち木の実のことを一般的にナッツと呼ばれます。種実類は堅果・核果・種子の3つに分類されます。

堅果

外側が非常に硬くなっている果実を指します。クリ・ヘーゼルナッツがこれにあたります。

核果

果実の中にひとつの大きな核があるものを指します。アーモンド・クルミがこれにあたります。

種子

種子をそのまま食用としています。カシューナッツ・ブラジルナッツがこれにあたります。

※種実類には大きく分けると、炭水化物を多く含むクリ、脂肪を多く含むアーモンド・クルミ・ピスタチオがあります。



ピーナッツは、やっぱりナッツではないの?

ナッツの定義から言えば、ピーナッツはナッツではないのです。でも、殻も硬いし形や味はまるでナッツのよう・・ そのため ”ナッツ類” として扱われることも多いのです。

ピーナッツはナッツではないけれど、ナッツの仲間と言えるのではないでしょうか!

 

ピーナッツの栄養と効果

ピーナッツはとても栄養価の高い食品です。

不飽和脂肪酸であるオレイン酸やリノール酸が多く含まれています。生活習慣病の予防に効果的です。

美肌効果や老化防止に効果的なビタミンEも豊富に含まれています。強力な抗酸化作用があります。

ピーナッツの渋皮にはポリフェノールの一種”レスベラトール”が豊富に含まれています。悪玉コレステロールを減少させ心臓病や動脈硬化のような生活習慣病を予防する効果に優れています。

その他にもビタミンB1、B2・アルギン・レシチン・ミネラルなどすばらしい栄養素が含まれています。

でも、カロリーは高いので食べすぎには気をつけましょう。30gでご飯一杯分に相当するようです。



ピーナッツ(落花生)の日本での主な生産地

ダントツ1位は千葉県です。全国の約8割を占めています。次いで茨城県、神奈川県と続きます。

浜松市でも ”遠州らっか” というのがあるはずなのですが、最近ではほとんど見かけなくなりました。でも、見かけたんです。場所は京都の錦市場。”錦むらさき” ぷりぷりとして、それはそれは美味しそうでした。高かったなぁ!

 

落花生の種類

千葉県で育てらている落花生で見てみましょう。主に5種類の品種です。

焙煎向け品種

千葉半立ち(ちばはんだち)・中手豊(なかてゆたか)・Qなっつ

茹で落花生向け品種

郷の香(さとのか)・おおまさり

Qなっつは「Pナッツを超える味に」という意味が込められています。6000件を超える応募の中から選定されたのだそうです。アルファベットのPの次はQというところから名付けられたということです。デビューは2018年。甘みが強いのが特徴でやや大粒。贈り物に喜ばれるようです。

 

ののか
ののか
落花生。どのように食べるのがお好きでしょうか? 落花生は煎ったり、塩ゆでしたり煮落花生にしたり・・・落花生入りおこわや炊き込みご飯も美味しいとか。 気になる料理方法がいっぱいですね。

そうそう、落花生の花言葉は ”仲良し” だそうです。殻の中に仲良く並んでいますものね。ほんと、かわいらしい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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