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雑草のたくましい生き方・・お見事!

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ようやく、暖かな毎日が続くようになってきました。それと共に少し、初夏を思わせるような日差しの強い日もチラホラ感じるようになりました。

そうだ、雑草を刈らなくっちゃ! どんどん大きくなって、しかも増えて、雑草にお庭も占領されてしまいますね。

うさっぴ
うさっぴ
雑草にも、名前があるんだ! あの草にも、この草にも。今、踏んでしまったその草にも・・新発見でまだ名前が付けられていない草以外はね。

あのたくましさは、いったいどこから?

抜いても刈っても、くじけることなくニョキニョキ生えて、ぐんぐん大きくなる雑草。

たくましさの象徴として、よく例えられますね。その例え方は妙に説得力があります。

 

 

でも考えてみれば抜いたり刈ったりした雑草は捨てられてしまいますが、また生えてくるというのはその子孫ではないでしょうか。繁殖能力には目が見張るものがありますよね。

ものしりくん
ものしりくん
雑草には一年生雑草と多年生雑草があるんだ。個性もそれぞれ違うんだよ。
一年生雑草は毎年新しい種子により発芽します。発芽すると1か月で種をつくることが出来るのです。でも簡単に抜くことができ、根っこもついてきます。発芽したらなるべく早く摘み取ってしまうのがベストです。
多年生雑草はやっかいです。地中深くまで茎や根っこを伸ばしていることがあります。冬など地上において枯れてしまっても根っこの部分はたくましく生きているのです。しかも、根こそぎ抜いてしまうのは困難な場合が多く、もし、途中で根っこが切れてしまっていたとしても、そこからまた生えてくるのです。根こそぎ処理してしまうのがベストなのですが・・・



調べてみたら、ホントにびっくりです。

雑草はひとつの株から2千粒~5万粒の種をまき散らすそうです。多いものだと50万粒なんてものもあるとか・・・

その中から発芽するのは約80%。もし5万粒の種からだったとしたら80%は4万粒。そこからまた増えていくことを想像すると、ホントにびっくりですね。

そして、雑草は太陽の光が大好き。日光を浴びることによって種が発芽します。雑草の多くは好光性種子です。(なかには嫌光性種子というのもあるようですが。)

種子はいろいろな要因で運ばれてきます。例えば、風に飛ばされたり水に流されてきたり・靴の裏に種子をつけてきたり・鳥や虫の糞によって・・などです。

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雑草対策のポイント

〇こんなにスゴイ雑草。雑草を抜いたり、刈ったりするときは種子を落とさないようにスコップなどで周りの土も一緒に処分しましょう。

〇防草シートなどで光が当たらないようにする。織布タイプと不織布タイプがあります。

〇人工芝にしてみる。(防草シートと一緒に使うとより効果的とのことです。

〇固まる土にしてみる。水をかけるだけでコンクリートのように固まってしまう特殊加工の土です。土のような色合いなのであたたかみがあります。

〇バークチップ(自然木の樹皮を砕いたもの)やウッドチップ(木材を細かく粉砕したもの)を敷いてみる。

 

ののか
ののか
これでは、雑草にたちうちできるわけがなかったです。お見事な雑草たち。それに、たんぽぽやスミレのようにかわいらしい花をつける雑草もあるんですよね。これからは、違う観点から雑草を見てみようっと!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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