寒い冬が通り過ぎて、気持ちは春夏に向かいますね。
春夏に向けての家庭菜園を楽しむ準備に取り掛かる時期です。
どんなお野菜をご計画中でしょうか?
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良い土って、どんな土?
良い土には主に3つのポイントがあります。
水はけ良く、水持ち良く、通気性良くです。もちろんそれだけではありませんが。

※収穫が今から楽しみですね。
水はけと水持ちってなんだか反対の意味のようですが、畑にお水をまいたとき土にさぁ~っと浸み込んでいかなければ水はけは悪い状態です。水持ちは土が砂場の砂のようでなければ大丈夫です。砂場の砂を想像するとイメージしやすいですよね。
通気性は土の中のミミズや微生物が土を柔らかくしてくれますので、ふかふかで通気性の良い土になりますよ。ミミズもいい仕事をしてくれています。
根腐れを起こしたり酸素を取り込めない悪い土になってしまいますので、この3つのポイントはとても大切なんです。
おいしい野菜をつくるためには肥料も大切です。
肥料にも有機質肥料と化成肥料(無機質肥料)があります。
有機質肥料とは自然の物を利用したできた肥料のことです。
”腐葉土”・・広葉樹の落ち葉を発酵させたものです。通気性や保水力が高く植物の育つ環境を良くして栄養を行き渡らせてくれます。
”堆肥”・・・牛ふん、馬ふん、鶏ふんなどの他、針葉樹の樹皮・落ち葉などを発酵させたものです。これらは土壌の微生物のエサとなるとともに、水はけを改善する働きもあります。土壌の微生物が活発化し、土をふかふかにすることにつながります。
化成肥料(無機質肥料)は人工的につくられた肥料のことです。
効き目も早く、効き目を調節できるという利点もありますが植物にあった成分の肥料を選ぶことが大切です。
また、オーガニック栽培をお望みの方は有機質肥料の方がおススメです。
土作りが出来たら、いよいよ植え付けです。
元肥を土に混ぜ込み畝づくりが完了した後は一週間ほど期間をあけて植え付けを始めます。
春夏向けの野菜はどんな野菜が向いているでしょうか?
トマト・ゴーヤ・なす・きゅうり・ピーマン・オクラ・ししとう・水菜・えだまめ まだまだあります。ほんとうにたくさんの種類の野菜がこれからの菜園をにぎわせてくれますね。
種まき? 苗植え? どちらがいいの?
種まきと苗植え、それぞれにメリット・デメリットがあります。
種まきはすべて芽が出てくれたら実に多くの収穫が可能です。でも、種からですと手もかかりますし種から苗に育てるのは一番難しいと言われているそうです。
では、苗植えはと言えば種からと比べますと、ずっと育てやすいですし栽培もそれほど難しいものではなさそうですがコストは割高になってしまいます。
※種をまく時期は苗植えより、ずっと前になります。時期は種の入った袋の裏面に記載されているので参考にしてくださいね。
アッ!もちろん地域によっても変わってきちゃいますね。
そうそうもう一つ大切なこと。それは害虫対策です。今ではスプレー式の気軽に使えるものもありますが、その気軽さゆえに頻繁に使ってしまいそう。でも、ボトルに書かれている表示をよく見てね。使用頻度とか大切なことが書いてあります。 農薬の残留とかにならないように要注意です。