春。目がかゆくてかゆくて、しかも鼻がむずむずしてくしゃみを連発。
でも、鼻がむずむずして、くしゃみが出そうなのに出ない時ってありますよね。とってもストレス。そんな時わたしは、太陽を見たり蛍光灯の光を見たりしてストレス解消をします。
これって「光くしゃみ反射」という現象なのだそうです。
ある時くしゃみが出そうで出ないって言っていた ”友人に光を見るといいよぉ!” って教えてあげたのですが、その友人には効果がなかったみたい。
えっ! 誰でもくしゃみが出るのではないの? 実は誰でも・・ではないそうなのです。

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光くしゃみ反射って・・なに?
光刺激が誘因です。目に入った光で、まぶしいって思った時に反射的にくしゃみが出るのです。
ただ光反射に要する時間は短く、またくしゃみ反射の継続時間も短く、まぶしいと感じた時の反射なので通常1回~2回です。花粉症の時のくしゃみのように、連発ということはないそうです。
また、くしゃみを誘発するのは個人差もあり強烈な光に反応する人。蛍光灯のような光でも反応する人とさまざまです。
そして、光くしゃみ反射には注意も必要です。
トンネルの出口付近の事故って原因のひとつに、この光くしゃみ反射が影響している場合があるそうですよ。
トンネルを出るときは暗いところから急に光を感じることになるので、その時に「はっくしょぉ~ん!」となってしまうこともあるのだとか。
その瞬間、目を閉じてしまって運転を誤ってしまうのです。
もちろん、トンネルの出口付近の事故すべてが光くしゃみ反射によるものではありませんが。
くしゃみの威力
大きなくしゃみをすると、腰がギクッ!となったことはないでしょうか?
こんな時はひどいことになる前に、くしゃみが出るときに何かにつかまったり座ったりするといいですよ。ぎっくり腰になったり、骨粗鬆症の方は骨折なんてことにならないために・・
それもそのはず、くしゃみは腹部や背筋を瞬間的に緊張させることになるのだそうです。