スプラウトは穀類・豆類・野菜の種子を人為的に発芽させた新芽です。
今ではすっかりおなじみの栄養価の高いお野菜ですね。
いろいろなスプラウト
もやしタイプ(豆型)・・このタイプのスプラウトは出荷まで暗室で育てるため、緑化していません。淡白な味わいです。
緑豆もやし・大豆もやし・黒豆もやし・アルファルファなどがこの仲間です。
かいわれタイプ(アブラナ科型〉・・暗室で発芽させた後、たっぷりの光を当てて緑化させます。
カイワレ大根・ブロッコリースプラウト・マスタードスプラウト・クレススプラウト・レッドキャベツスプラウトなど色や形、大きさなど、いろいろな種類があります。
中間スプラウト・・暗室で発芽させた後、緑化。葉は淡い緑色です。欧米では一般的です。
ブロッコリースーパースプラウト・・スーパーというだけあって成熟したブロッコリーより20倍もの高濃度スルフォラファンを含みます。
※スルフォラファンとはフィトケミカルの一種です。肝臓の機能を高めて解毒作用を促す効果や活性酸素を除去する抗酸化作用などの効能があるそうです。

※おなじスプラウトといっても、その種類によって味わいや栄養価は異なります。
注目のブロッコリースプラウトにスポットライトをあててみました。
ブロッコリースプラウトのすごさ!
ブロッコリースプラウトはいってみれば、ブロッコリーの赤ちゃんです。が、スプラウトの何がすごいって栄養の含有量です。
タンパク質や糖質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維や酵素。そして何より大きく違うのが、スルフォラファンという物質です。ブロッコリーの約7倍もの含有量です。
そして、そのスルフォラファンにはファイトケミカルという栄養素が豊富に含まれています。
ブロッコリースプラウトの効能
ブロッコリースプラウトにはデトックス作用・花粉症対策・生活習慣病の改善・二日酔いの予防・腸内環境の改善。内臓脂肪の蓄積を防ぎ、結果肥満予防にも。ピロリ菌を除菌する働きもあるそうです。
調べれば調べるほどすごい! このスルフォラファンが ”い~い仕事” をしているのですね。
では、では、どれほど食べればいいのでしょう! このスルフォラファン、実は体内で生成する解毒酵素は約3日間せっせと働き続けるそうです。3日に一度程度、食すれば良さそうですね。味にもくせがないのでおいしく食べられますよね。
いいものだと思ってたくさん食べ続けるより適度な量を適度な回数食べるのが賢い食べ方ですよね。どの食材にも言えることです。