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【招き猫】福を招くという由来と右手上げ・左手上げ・両手上げや色の意味

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さあ! 2019年も、すぐそこですね。

来年も素晴らしい年になるよう招き猫にあやかりたいです。

そこで招き猫について詳しく調べてみました。

 

うさっぴ
うさっぴ
最近では招き猫もカラフルになり、また右手上げ・左手上げ・両手上げなどいろいろな招き猫がいるようですね。

 

招き猫はどうして出来たのでしょう。その由来です。

招き猫の由来はひとつではなく諸説あるようですよ。

 

 

 

今戸焼説

にゃんぴ
にゃんぴ
武江年表嘉永5年の頃のお話。

浅草花川戸に住んでいたおばあさんが貧しさのあまりかわいがっていた猫を手放してしまったそう。

夢枕に現れた猫が言います。

「わたしの姿をした人形を作ってください。福を授かりますよ。」と‥

 

そして、その猫の姿の人形を今戸焼の焼き物にして浅草神社の鳥居横で売ったところ大評判となったとか…猫の恩返しのようですね。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

※引用元:Wikipedia(今戸焼 丸〆猫 嘉永安政風型)

 

豪徳寺説

豪徳寺説は江戸時代の彦根藩主・井伊直孝にまつわる話です。

 

 

 

 

※豪徳寺の招き猫

 

井伊直孝は豪徳寺の前を通りかかったときこの寺の和尚のかわいがっていた猫に助けられ、豪雨による雨に降られずにすんだのだそうです。

それを喜び、荒れていた豪徳寺に多額の寄進をしたとのことです。

また、こんな話もあります。

直孝が豪徳寺の木の下で雨宿りをしていた折、一匹の三毛猫が手招きをするので近づいたところ先ほどの木に雷が落ちたそうです。

落雷を避けることが出来た直孝が感謝の証として豪徳寺に多くの寄進をしたということです。

和尚はこの猫が死ぬと墓を建てて弔いました。

後世には境内に招猫堂が建てられ、猫が片手を挙げている姿をかたどった招福猫児が作られるようになったそうです。

豪徳寺が井伊家の菩提寺になったのはこの縁によるものと言われています。

幕末に桜田門外の変により暗殺された井伊直弼の墓も豪徳寺にあります。

 

自性院説

東京都新宿区の自性院が発祥の地であるという説です。

江古田・沼袋の戦いで劣勢になり道に迷った太田道灌の前に猫が現れ自性院に案内したとか・・ その後盛り返すことに成功した太田道灌がこの猫の地蔵尊を奉納したことで招き猫が成立したというものです。

また、江戸時代中期に、豪商が子供を亡くしその冥福を祈るために猫地蔵を自性院に奉納したことが起源とするという説もあります。

 

にゃんぴ
にゃんぴ
その他、伏見稲荷説というのもあるんだよ。いずれにしても猫が窮地を救ってくれたということが招き猫の由来なんだね。

 

招き猫の手。右上げて、左手上げて、両手を上げる。どれが正しい?

よく見てみますと、右手を挙げている、左手を挙げている、また両手を挙げている招き猫までいますね。

これには、きちんとした意味があります。

どれが正しいということではありません。

それぞれに意味があるのです。

右手を挙げている招き猫は・・金運を招くと言われています。

 

左手を挙げている招き猫は・・人を招くのだそうです。

 

両手を挙げている招き猫は・・言うまでもなくお金も人もです。

しかしながら両手は「バンザイ」の形で嫌うひともいます。

「お手上げバンザイ」になってしまい縁起が良くないと言われる場合があるようです。

 

招き猫の色もいろいろあります。

特によくみられるのが、「白・赤・黒」ですね。

白い招き猫・・来福招福です。

赤い招き猫・・無病息災。病除け。

黒い招き猫・・魔除け・厄除け。

黄色は良縁・金運。ピンクは恋愛運向上。

緑は家内安全・交通安全。

青は学業向上。風水に由来している意味合いもあるようです。

 

ののか
ののか
招き猫も調べてみると奥が深いですね。

知られざる招き猫の秘密はまだありそうです。

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